みなさん、こんにちは!
すっかり秋も深まってクリスマスも近づいてきて、きっとこのあとは駆け足なのでしょうね。
一日が30時間くらいあったらいいのに、と年の瀬はいつも思うのですが、今年は無理しないで心を楽にしてリラックスモードで冬休みを迎えられたら!と思います。
でも、HPだけはもっと頻繁に更新しよう、というのも忙しい季節の目標です。短くてもいいから、みなさんに少しでも何かお伝えできたらと思っています。
週の後半のアップをメドに…でも、締め切りでなく楽しみになるように…。
先週末は桑名市でコードネーム2回めのセミナー。前泊で余裕があったので、“なばなの里”という所を訪れ、池の周りを散歩したり、ベゴニア館に咲き乱れる花に囲まれ花の精と話したり、温泉にのんびりつかったりとめずらしく贅沢な時間を過ごしました。おかげでセミナーは体調もよく、会場のみなさんにしっかり伝わった気がします。人前にたつ仕事は心身の余裕が大切なのだとしみじみ思いました。
この会場では、先月“花”のピアノソロコンサートヴァージョンを演奏しましたが、今回、すでに練習を始めた方、本番で演奏予定の方がたくさんいるとのことでびっくりしました。と同時に、「楽譜にして本当によかった!」と嬉しくなりました。
旅をして話をして演奏をして、これからも吟遊詩人のように各地に出かけなくちゃ。それにしても、旅では出逢った方々の親切が心にしみます。感謝。
旅から戻ると、恩師である八戸澄江先生より、著書のプレゼントが届いていました。先生は19歳でヘレンケラー女史の講演を“生”で聞いて感動、一生を教育の道に捧げる決心をされ、42歳で公立中高の教師を退職、その後ピアノ教師に転身されました。
3人の息子さんを育てながら、戦争や水害などを乗り越えて多くの音楽家、教育家を限りない愛情で育てていらした先生の道のりは、とても常人の真似のできるものではありません。先生の半生記を読みながら、何度も涙が流れるのを止めることができませんでした。
「私の教育ノート」と題したそのご本は地平線の向こうに広がる果てしない青空の表紙。私も、この空の下をしっかりと歩いていこうと思います。日本文学館ノベル倶楽部(税込1,000円)より出版されています。
秋の空の下、みなさまもどうぞお元気で!