お元気ですか？
東京では久々の大きな地震の３日後、そして台風の２日前、無事ピアノランドフェスティバルを終えました。
今年はピアノランド発刊14年めで、ふと気づくと会場に足を運ぶ子どもたちの顔ぶれも変わり、（10年前にコンサートに来てた子はもう20歳！）そしてピアノランドの曲をすみずみまで知っている子が増えたことにも驚きました。考えてみたら、「教材」のコンサートに毎年こんなにたくさんの人が足を運んでくれることもすごいことかもしれません。これも、毎年共演してくれる小原孝さんのすばらしい演奏と親しみやすい人柄のおかげです。
今年は「ピアノランドチクルス（全曲演奏）」の2回めで各巻の6〜10曲めまでを演奏したのですが、連弾で歌詞のあるものは二人で並んで歌いながら弾くことにして、さらに小原さんは即興のスキャットやオブリガートを入れて賑やかに歌ってくれました。
harahara倶楽部を私達が結成したのも、楽しい歌とピアノで日本中の家庭に家族で楽しめる“みんなの歌”（NHKの番組名ではなくて）を作って届けたいから…。そんなペアでの演奏ですから、今年は特に楽しさがはじけていたと思います。
この「ピアノが好き、一緒に歌うと楽しい！」というあふれる思いが伝われば大成功！
そういえば、一昨年のフェスティバルの帰りにデパートでピアノを買った親子がいてびっくりしましたが、“生”の良さはそんな影響力があることだと思います。
前半はチクルスの他“Q & A”“樹原先生と小原君の楽しいレッスン”“ピアニスト体操”のコーナーなど、後半はそれぞれのソロとharahara倶楽部のコーナー。この夏はharahara倶楽部の２枚めのCDを録音する予定で、昨年より二人の息も合ってきたステージだったと思います。
フェスティバルの様子は、ムジカノーヴァ10月号にレポートが載る他、9月発売のピアノスタイルvol.10（リットーミュージック）でのインタビュー記事やピアノランドメイトでも報告できると思います。次の更新時にはホヤホヤのアンケートから人気曲や感想をお知らせしますね。それから写真も！
それでは、みなさんも音楽のある夏をお過ごしくださいね！ 元気のでないときはharahara倶楽部の「おいしい時間」を聴いてください！ お元気で！
