こんにちは!
ムジカノーヴァ5月号が届いて読んでいたら、私の隣の小原孝さんの連載ページがおもしろくて、何度も爆笑してしまいました。ミューザ川崎で行われたジャズピアノ6連弾の出演者による舞台裏レポートというわけですが、たまたま私は間近の席で見ていたので、「あぁ、あの時ね、そうそう」なんて思い出してケラケラ。やっぱりジャズの人と一緒だと何が起こるかわからなくてスリル満点なのは、私にもよーくわかります。
ごきげんバンドを始めた頃、ギターの宮野弘紀さんとプレイしていて
「じゃ、本番の間奏はこんな感じでいきますから」
「8、16?(小節数のこと)」
「あ、しばらく弾くかもしれないから、流れで、間奏終わったら歌にいってください」
(どうやって間奏終わるんだろう…)とドキドキしながらステージに上がったことが思い出されます。考えてみれば自分の曲なのに間奏のサイズが決まってなくてドキドキするのもおかしいけれど、本番で彼のフレーズのうねりを聴きながら、瞬間的に音の方向性や流れが移り変わっていくのが心地よくて、「ちゃんと心の耳で聴いていれば彼が何をしようとしているのかわかる」ことがわかって、ステージ上でのコミュニケーションの楽しさに取りつかれていったのでした。
それまでも、生徒の発表会で自分の曲を準備する時間がないときは、ひとりで“即興演奏”をしたりしていましたが(あとで譜面が欲しいとか、いつ作ったんですかときかれるのですが、ステージ上でその瞬間に作ったのでもちろん譜面もない!)他の人と一緒にやるのはまた格別です。
そもそもジャズの人達は、リハで本気は出さないで、“打ち合わせ”くらいのノリで流すけれど本番では別人。(私はこれを見習ったおかげでずいぶん本番まで体力・集中力が温存できるようになりました)だから、練習した通りに本番で弾こうなんて思ってたら大間違い。生きた音楽の流れが読めないとおいてけぼりになってしまいます。
そんなことを思いながらムジカを読んでたら、つい更新しちゃうことに…
ジャズピアニスト5人の手だれに混じって互角に渡り合い、どんどんフィールドを広げていく小原さんにもう一度拍手を送っちゃいました。
というわけで、譜面があってもなくてもサイズが変わっても、いい音楽はいい!
ごきげんよう。