どんなゴールデンウィークをお過ごしでしたか?
私は4月27日名古屋でコードネームのセミナー、29日は熊本で20人の小学生に“ピアニストの手のフォーム&タッチの基礎とコードネームを教える”2つのワークショップを開いてきました。(…というとなんだか堅苦しそうですが、楽しいゲームをやるように次々とメニューにチャレンジしていくと、子供達も食いついてくるんですね。)
結構難しい曲を弾いている割にはフニャフニャの手の子もいましたし、ハイフィンガーの癖がついてしまった子もいましたが、「なぜ、そうした方がよいのか」を一緒に考えながらひとりひとりの手をさわって矯正していけば1時間程度で手のフォームはガラリと変わります。
コードネームのワークショップは、コードの経験のある子もない子も「コードを感じる」「コードを歌い分ける」「コードの変化を聴き取る書き取る」など、これもゲームのように進めていくと、かなり耳が開いてきました。先生が自分でコードがわかるようになれば、ワークショップと同じように自宅レッスンでも指導できるはず。
小さい子ほど反応が良いのは東京のワークショップと同じでしたが、わからないことを正直に言える子、きちんと自分の言葉で質問ができる子が多いのにはびっくり!
またいつか、この子達の個人レッスンをしたいものです。
東京と熊本だけじゃなく…と、ある先生からの提案と協力により、夏休みに岐阜で同じワークショップを開く計画が進んでいます。この夏はゆっくり…と思っていたのですが、20人の子ども達の将来に影響すると思うと、つい引き受けてしまう私です。
実は、連休後半風邪が抜けずにダウン。4日程寝たり起きたりしていましたが、今日はなんとか仕事に復帰することにして、コロムビアのスタジオのお別れ会に行ってきました。
美空ひばりさんがその昔フルオケと同時録音をされた、あの赤坂のコロムビアのスタジオが、区画整理で取り壊されることになったのです。今日は、そのスタジオでゆかりの方々が招かれてのお別れ会。私は音大卒業後、アニメのテーマ曲の録音をしたのを最初に、その後「ギリシャ神話のように」「The Four Seasons」の4枚、harahara倶楽部の「おいしい時間」などもこのスタジオで録音したので、思い出がいっぱい。
年表にはゼルキンも弾いた、とありましたが、お世話になったスタインウェイの前で記念撮影をして、お別れの寄せ書きをして、「今日このスタジオで写真を撮ったら、見えないはずの人がいっぱい写ってたりして…」と、心配していたのですが、幸いポラロイドには私だけ(笑) 本当に長い間お世話になったスタジオとスタッフのみなさま、ありがとうございました!
いろんな音楽家が、うまくいったりいかなかったり、録音のたびにいろんな思いで行き来したであろう重い扉を私もそっとさわってさよならをしました。それにしても、その後のパーティーはなんだか淋しいものでした。由緒あるスタジオが消え、ひとつの時代が終わったのですね。
お世話になったスタジオの「今までの思い出」を大切にしまって、「これからの未来」を大切に生きていこうと心に誓いました。