村上信夫 × 舘野泉 トークライブ 行って参りました!

昨夜は、村上信夫さんの60回目のトークライブに舘野泉先生が出演されるというので、アート・カフェ・フレンズへ。ずっと家にこもって1日数十人単位のピアノランド録音応募プロジェクトの審査をしているので、こうしてプライベートに夫と出かけるのは久しぶり。大いにリフレッシュしました。

 

 

『絶望している暇はない』という舘野先生のご著書をテーマに、ホストの村上さんとの楽しいトークがつづき、舘野先生が演奏されていく構成が素晴らしくて、あっという間の2時間でした。

 

トークが中心とはいえ、曲も沢山演奏してくださって、スクリャービンからスタート、熊本のピアニスト月足さおりさんの「しずく」、バッハのシャコンヌ(ブラームスが左手用に編曲したもの)、シサスクの「エイベレの星」、アンコールにカッチーニの「アヴェマリア」等々素晴らしい演奏を聴かせていただきました。

とくに「しずく」を書かれた月足さおりさんは、先天的な病気で今は車椅子、左手のみで演奏されていますが、彼女が作った「しずく」が素晴らしい曲だと解説されての演奏。さおりさんは熊本在住でピアノランドでレッスンをされているご縁があり、3月にご本人の「しずく」を聴いたばかり。しかも、昨年11月に舘野先生と私で初演した「母の胸に」(左手と左手のための連弾を書きました)を、3月にさおりさんとも演奏する機会があったので、昨夜の演奏ではぐっと心に迫るものがありました。

 

村上さんの絵本の朗読から梶谷修さん作曲の「風に、波に、鳥に」が始まるシーンもステキでした。大切な人への届けたい想いは、お話や曲や、様々な創作物になって誰かを勇気づけてくれるのだなと思いましたが、さらに、舘野先生の大きな存在そのものが聴く人を勇気づけてくれることも強く感じました。

芸大に落ちて1年間の浪人時代と、脳出血でリハビリをした数年が、人生の中で最も楽しい時期だというお話には会場もびっくり! 神様に今右手をもらったとしても「いらない」と答える……。両手か左手かということよりも、舘野先生の音楽である、ということに意味があり、左手でこんなに豊かな音楽があるのだからと仰る通りだと心から納得しました。幸せとは何か、と、深く考えさせられる言葉でした。

 

音楽を通じて様々に繋がれている不思議なご縁。

小原さんと私がアートカフェで震災支援コンサートを開いたときに村上さんをゲストにお招きしたのがご縁で、毎月のトークコンサートをここで開催されるようになって60回記念の昨夜、今度は村上さんが舘野先生をゲストに迎えられるなんて。しかもその約束は、昨年11月の「《樹原涼子》を弾きたいシリーズ トーク&コンサート第2回 舘野泉」終了後の楽屋へのご挨拶だったそうで、縁は巡り巡ります。(この日の日記はこちら

 

 

いつもはこの場所で演奏しているので、客席でゆっくり食事をしながらお客様の立場を味わうことができたのも嬉しいことでした。同じテーブルに偶然座った方々とも名刺交換して和やかにおしゃべりしたり(半分は英語!汗)、終わったら先生方と写真を撮ったりと、すっかり楽しんできました。

この日客席には音楽関係者も沢山いらしていて、初めての方ともご挨拶、いろんなご縁が広がります。いつの間にか客席は満員で、村上さんもご機嫌、舘野先生も満面の笑顔で、いい1日となりました。

ヤンネさんと舘野先生のレアCDを購入して、終了後に記念撮影。作曲家の渡辺俊幸先生もおいでになっていて、4人並んでのパチリ。

 

 

また、「《樹原涼子》を弾きたいシリーズ」を来年も計画しましょうというご相談もしました。舘野先生は、日本中どこでもご一緒してくださるそうで、本当に嬉しい。 そう、年に何回もヘルシンキと日本を往復されているのですから、国内の移動は先生にとって全く問題ないのですね……凄いなぁと思います。音楽への情熱が先生を突き動かして世界中を飛び回っていらっしゃることを再確認しました。

 

 

11月9日(金)には、東京文化会館で83歳のバースデイコンサートを開催され、新作ばかりを演奏されるそうです! (ご一緒できる方は連絡お待ちしています♪)

 

 

そうそう、昨年から延び延びになっていた舘野先生の新しいソロCD(私の「想い出の小箱」も収録されています)が、とうとうこの夏出来上がって日本に届くそうなのでそれも楽しみです。

夏前にはお知らせできそうですから、楽しみにお待ちください♪

さぁ、リフレッシュしたので、これから、ピアノランド録音応募プロジェクトの審査に戻ります。がんばろうっと!

 

 

 

樹原涼子
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