熊本『夢の中の夢』勉強会卒業コンサートでした♪♪♪
11月はなぜかスケジュールが立て込んでしまって、日記に書いておきたいことばかりつづきます。
11、12、13、14日と4日間つづけて時々日記をアップするのは珍しいことです(あ、午前0時を回ってしまったので15日と表記されてしまいます……)。
ピアノ曲集『夢の中の夢』は自作の中で好きな曲が多く、時々1冊通して演奏するととても心が落ち着きます。
笑顔 もの想い 鏡 光る川 別れの歌 響く バリエーション(テーマと5つの変奏曲) 夢
タイトルを並べると、そうそう、『こころの小箱』の後にもう少しピアニスティックな喜びに満ちた曲を書こうと思った記憶が甦ります。
全国各地で樹原涼子の曲集勉強会が開催されていて、そこには講師を派遣していますが、熊本の勉強会だけは私が担当しています。
メンバーは長く勉強している方ばかりで、とてもいい仕上がりでコンサートを終えることができました。
自分の曲を勉強したいと集まってくれる人がいることも嬉しい、そして、こんなにも美しく演奏できるように勉強してくれたことも嬉しい。
作曲者冥利につきる樹原涼子でした。
親族の不幸で突然欠席の方がいて残念でしたが、その穴も、急遽埋めてくれるステキなメンバー。
1冊通して、音楽のストーリーが生き生きと語られていきました。
終ってからのみなさんの紅潮した頬、真っ赤な目、緊張が解けてホッとした笑顔、笑い声、拍手に包まれて、なんてステキな時間だったのだろうと思います。
勉強会の講師から、演奏会終了後に涙される方が多いと聞いていますが、時間をやりくりして勉強した成果が形となって報われる喜びは、努力した人にしかわからないのだなと思います。
各地での勉強会ラストのコンサートへも、全部聴きにいけたらいいのに! と心から思いました。
演奏してくださったみなさんと、今日だけ参加した樹原孝之介。
私からも感謝の言葉と演奏をプレゼント。孝之介のアレンジで「蛍の光」を連弾しました。
『ふたりで弾こう!ピアノびっくり箱』は被災地のケアコンサートでも人気で一昨日も「紅葉」等を演奏しましたが、このコンサートでは「蛍の光」。
今日の卒業シーンにぴったりで、本当に“一区切り”という気がしました。
最後に、みなさんの感想を伺いました。
「ピアノの音がもっと好きになった」
「弾くことよりさらに、聴くことの大切さがわかった」
「つづけてきてよかった」
「一冊をみなさんで受け渡すように通すというのはステキだった」
「ピアノと部屋の大きさに応じた弾き方ができるようになった」
「他人と比べるのではなく、自分の変化を聴くことができるようになった」等々。
みなさん、本当にありがとうございました!
1月からは、熊本で樹原涼子の勉強会が二つスタートします。
奇数月にスタートする“聴きとり術”勉強会と、偶数月にスタートする『ピアノランド スケール・モード・アルペジオ』勉強会で、またお会いしましょう♪
こちらは、新しいメンバーも募集していますので、ご希望の方はお問い合わせください。
さて、やっと東京に戻ってきましたが、明日は名古屋に発ちます。
11月16日(水)はカワイ名古屋にて今年最後のセミナー。
名古屋近郊のみなさん、ピアノランドメソッドの全貌、ぜひお聴きください♪