長寿番組「テレビ寺子屋」公開録画収録終了♪
あの「徹子の部屋」よりも長寿番組(今年で39年目だそうです!)、テレビ静岡の「テレビ寺子屋」。
レギュラー講師でいらした故吉岡たすくさんの素晴らしい子育て論が多くの方に支持され、吉岡さん亡き後も、多くの講師陣がその志を受けて出演、今日までつづいてきたそうです。
そう言えば、私の母も番組をよく見ていたような記憶があり、吉岡たすくさんのお話にとても共感していました。
まさか、その番組に講師として出演することになろうとは夢にも思わなかった2年前のこと、私のコンサートを何回もご覧になったプロデューサーさんからお話をいただき、「祈り」「君は君のままで」というテーマで2番組の講演をさせていただきました。
今回は、「音楽を聴くということ」「心配しないで」という2つのテーマで25分間ずつ、HARA HARA 倶楽部のCDからそれぞれ1曲ずつ演奏しながら講演をしました。
1本目では、“聴きとり術”の実演もしながら、聴くことの面白さについて、そして、音楽がもたらしてくれるものについて。
2本目は、つい心配し過ぎてしまう親心を、どのように持って行ったらいいのか。
いつもの「樹原涼子の楽楽子育て応援プロジェクト」のトーク&コンサート(通称“楽プロ”)と勝手が違うのは、テレビカメラが回っていて、しかも生放送のように、撮ったままのほぼ丸ごとそのままが放映されるというところ。
しょっちゅう人前でお話をしていても、やはり緊張するものですね。
番組では流れない、最後のおまけのミニライブではやっとマイペースになりました♪
あんなに緊張していたのに、東京に戻ったら「機会があれば次はあの話をしたい、この話はどうかしら…」と、アイディアが湧いてきます。
やはり、何事も挑戦するということは刺激になるものですね。
雪化粧の美しい富士山の麓、裾野市生涯学習センターにお運びくださったみなさま、ありがとうございました!
オンエアーは、6、7月頃の予定で、フジテレビ系列の全国ネットで。
詳しく決まったら、またお知らせいたします。
最後に、拙著『ピアノを教えるってこと 習うってこと』(音楽之友社)を抱えて来た男の子と、サインの後でパチリ。
笑顔と立ち姿がかわいくて、写真をアップさせてねとお願いしました。
そう、我が子にもこんな時代がありました。
遠足、学芸会、剣道、野球、ヨーヨー選手権、陸上、合唱コンクール、発表会、運動会…子ども達と一緒に過ごした楽しい思い出は、私の宝物です。
子どもが少なくなって来たからこそ、子育てを応援する番組が大切に思えます。
若い親御さん達に温かい世の中であってほしい、子ども達がのびのびと大きくなっていける世の中であってほしいですね。
未来のために私ができることを、コツコツとつづけていこうと思った「テレビ寺子屋」の一日でした。