昨日、アートカフェでの2公演終わりました!
各地からたくさんのお客様においでいただき、ありがとうございました!
とても雰囲気のステキな、ライブハウスというよりサロンと言った方がいいようなアートカフェで、“さわやかな風”。お客様の感じていらっしゃることが手に取るようにわかる中での演奏、昼の部のはじめはちょっと緊張してしまいました。でも、夜の部では、それが心地よくなってきて、同じ場所での2公演、とても勉強になりました。
ピアノソロで叙情曲の書き下ろし、そして歌の新曲3曲。表現者として発表し続けていくことを自分に課して、あまり時間をおかずにライブを開くことを心に誓った今年。 上手くいったことも、いかなかったこともあるけれど、作曲したものを次々に舞台にあげて、作品に命を吹き込んでいくことが大切だと思うから。
嬉しかったのは「ゆめは つぼみの なかまです」を作詞してくださった絵本作家の垣内磯子さんが昼の部にいらして、新曲を気に入ってくださったこと! 作者の前での初演はドキドキ&嬉しさいっぱいでした。
作家の光原百合さん作詞の「春の森」「旅立ち」も好評! ピアノ曲も、景色が見えるようだったとみなさんに言っていただき、続編を書く励みになりました。
驚いたのは、今朝起きてみたら、いろんな方がすでにご自分のブログに感想を書かれていたり、メールやFAX、ツイッターでも続々と! 慌ててHPの更新をしているところです。ゲームデザイナー、小説家でもある桝田省治さんも早速ブログに愛情溢れる勝手な(笑)感想を書いてくれました。http://www.alfasystem.net/a_m/archives/233.htmlお礼のTELをしたら、「ピアノってすごい楽器だね。こんなにいろんな音が出るってびっくりしたよ」と。マイクをピアノに突っ込まないでアコースティックなまま演奏できるライブハウスは貴重です。
さて、これからいくつか宿題をすませてから夕方大阪へ。明日は、ショパン、シューマン、ブラームスのコード分析セミナー。頭も、指も、切り替えが大変です。
それでは、みなさんお元気で!
生徒達,がんばれ!
昨日は、5月のグループレッスン恒例のレパートリー発表でした。幼児から小学生のグループが集まって、お互いのレパートリー発表を聴き合い、反省や感想を述べ合いました。
3曲から6曲程度、好きな曲をプログラミングして解説を考えて暗譜で弾く、という会なので、とても緊張する子もいます。でも、ドキドキしながら必死で話したり弾いたりする友達の姿に、一生懸命拍手を送る姿もまたステキです。何人かは、お弾き初めのときよりも、とても音が伸びて音楽的に弾けるようになりました。
うまくいくことも、失敗することもあるけれど、その差は紙一重。危機を乗り越えて演奏した充実感や、ちょっとしたミスの悔しさ、苦労が実った喜びなど、表情は様々。私が大切にしているのは、練習のプロセスと結果の関係を考えさせること。次の発表会でリベンジを誓った生徒の今後が楽しみです。
ある演奏家が言っていましたが、子どもの頃から人前で演奏し続けてきたから怖くないけれど、大人になってから初めて人前に立つのはきっと怖いだろうと。
怖いけれどやってみたい→ドキドキしたけどやってみたら楽しかった→またやってみたい、という流れを作って、自分を誇らしく思えるように育ててあげたい!
生徒達の成長を見守っていくのは何よりの楽しみです。
振り返って、自分に置き換えると大変! あれもやって、これもやって、どの仕事も半端にはしたくない、そしてもうすぐ本番がある!
余裕で何もかもこなしているように見えるらしいけれど、すいすいと水面をすべる白鳥の水面下のように、毎日は慌ただしく、ピアノを弾く時間を作ることに努力がいる…。それでも、お客様と分かち合う演奏の喜びが大きいから続けられるのだと思います。
それからツイッターは思いの外、気晴らしになっています。上手に使いこなせたら楽しそう! それでは、これからマスターコースに行ってきます!
ツイッター、始めました!
http://twitter.com/LiokoKihara
ゲームデザイナーの桝田省治さんのススメで、とうとう重い腰をあげて始めることにしました。まだ、ツイッターの仕組みを理解していないのですが、ゲーム主題歌の「花」のファンの方達がこんなにたくさん!と、いきなり届くフォローの数にちょっと感動しています。
普段のセミナーやコンサートで触れ合うのは、ピアノの先生や親子連れ、女性が多いのですが、ゲームファンは圧倒的に男性が多いのですね。自宅の itunes の再生ナンバー1です…なんてつぶやきを見て、おぉ!と声をあげています。
何から手を付けよう…と、手帳の前で目眩を覚えるこの頃ですが、みんなそれぞれに頑張って生きているんだな…と、誰かのつぶやきに励まされるのは、はじめての経験。すでに始めているみなさん、どうぞよろしくお願いします!
17日の熊本コード勉強会4回めは、とても順調です。みんな、時間をかけて練習しているのがよくわかって嬉しいです。コツコツ、とにかくやってみること…しかないんですよね。これまでにない手法でのアプローチなので、戸惑う人がいるかと思っていたのですが、とにかく信じて実践する人はどんどん進歩していくんですね。
すでに入門編15回コースを終えたクラスでは、次の初級編への申し込みが相次いでいます。ハーモニー感覚を伸ばしていくという視点を、ピアノレッスンの中にしっかりと根付かせたい! まだまだ続く、樹原流手作りレジメの世界、次のステップが自分でも楽しみです。
昨日、ムジカのインタビュアーの方とお話ししていて改めて気づいたのですが、(7月号のプレトークに、8月のピアノランドフェスティバルの記事がでます)ハーモニーを言葉で表せるコードネームの良さに気づくには、ハーモニー感覚がなければならない、のですね。ハーモニーを感じ分けられなければ、ハーモニーに名前のある意味がないから。つまり、顔や性格、どんな人かをよく知っていれば名前は覚えられるけれど、どんな人か自分にとって実体のない人の名前には興味が湧かないですよね。
だから、コードネームを覚えようと焦るより、ハーモニー感覚を伸ばす、耕すことが先決です。私がやっているプロジェクトはそういうアプローチなのです。
作曲をするときに頭の中で鳴るハーモニー。小さい頃から、どうしてもそれを再現したくて、ピアノを弾いて、譜面を書いて、みんなで演奏して…と、私の道ができてきたのだと思い当たりました。インタビューを受けると、自分で意識してこなかった自分が見えてくるので、おもしろい! でも、それはインタビュアーによるところが大きいですが。堀江昭朗さん、ありがとうございました。
さて、明日21日はコード塾とコード勉強会の研修なので、今日は大車輪でその準備と作曲と練習! 実家に、マラソンの父金栗四三さんの「体力気力努力!」という色紙が飾ってあるのですが、思わず目に浮かんでしまいました。
それではみなさん、お元気で!
何年も前の母の日に送った薔薇が,咲き乱れています!
明日の熊本のコード勉強会のために実家に前泊しています。あまりにも天気がいいので、今日は庭に椅子を出して仕事をしています。風に吹かれて、マツリカやすみれの仲間や名も知らぬ小さな花が揺れています。そして、嬉しいことに何年も前に母の日に送ったピンクの薔薇を地植えしたのを、さらに引っ越して植え直したのが、何十個も可憐な花を咲かせています。
東京にいると分刻みで時間に追われているので(それは出張しても抱えてきた仕事の量はかえって増えているのですが)、花に囲まれてノートパソコンを開いていると、なんだか泣きたいくらい切羽詰まった忙しさが人ごとのようです。人ごとなんて言ってる場合ではないのですが、小鳥や花や風の中に身を置いていると、締め切りなんてちっぽけなことに思えて来るから不思議です。
13日のマスターコースでは、なんとか咳き込まずに講義&演奏ができたのでよかった…と思ったら、「先生元気ですね!」とみんなに言われて、疲れている時の方が力を振り絞って元気に見えるのかも!?
この日は、アゴーギグと呼ばれるところの、テンポのコントロールについての講義と実践。勉強したああとは、とにかくやってみて、あらゆる可能性に挑戦してみて欲しい! ほぼ全員が、アゴーギグについてのレッスンを受けてきたことがないとのこと。確かに、教えるのが難しいことだけれど、音楽的なテンポの揺れは、聴く人の心をつかむ大切なポイントです。教える人自身が、アゴーギグのコツをつかんでいないと、レッスンできないわけですから、今勉強しているみんなに頑張ってもらわないと!
次の世代のために、私たちができることは? そう思いながら、講義や、練習、原稿書きに励む毎日。
それにしても、音楽は愛だと思うこの頃。明日の熊本コード勉強会もがんばろう!
今日、童話作家の垣内磯子さんと電話で新曲の打ち合わせをしました。詩人の目を通すと、季節の移ろいも素晴らしいドラマになります。30日のライブ“さわやかな風”に間に合うように、これから編曲です。この曲は、ピアノとウッドベースとバイオリンで!
そして、作家の光原百合さんにいただいた詞に4月中に曲ができたものの(これも編曲はこれから)、歌っていると涙がにじんでくるような切なさです。お二人の詞に初めて曲をつけさせていただき、今回発表できるのは大きな喜びです。
いつもは自分で作詞作曲することが多いので、言葉を紡ぐプロとの仕事は、とても勉強になります。
東京に戻ってからも、この庭を思い出しながら仕事をしよう!
それではみなさん、お元気で!
やっと風邪が治ってきました…
長かった風邪がようやく抜けてきました。声が出ないので、セミナーが無い期間で本当によかったです。早く、新曲を歌いたい…。
マスターコース6期生の集まり”きりんの会”のランチで、すっかり愛と元気をいただいて、明るい気分になりました。6期生といえばなんと10年前!と聞いて、本当にのけぞってしまいます。みんなその後も、ピアノランド勉強会,コード勉強会,コード塾やセミナーなどで勉強を続けている人ばかりで、
「あの頃はついていくのに精一杯だったのに、今ではそれが懐かしい…」
「ピアノランドメイトの誌上コード塾がおもしろくてハマってます。きっと昔だったら意味がわからなかったと思いますが、今はすごくよくわかります」
と、進歩したみなさんの笑顔はピカピカに輝いていました!
そう、夢中で続けていると、ある日ふと振り返ったときに自分が成長していることがわかるのですが、できないできないと思っているそのときには、進歩の芽も見えなくて苦しいんですよね。
「何年かたって、マスターコースで学んだことの意味が分かるんですよね、あ〜!そうだったんだ〜って!」という台詞を、今の受講生(11期生)にプレゼントしてあげたいくらいです。
音楽の道には終わりが無いから、やればやるほど深みにはまっていくから、こうしてみんなで豊かな時間を過ごすことは大切ですね。十年一昔とはよく言ったもので、私自身も十年前にできなかったけれど、今はできるようになっていることがいくつかあるのに気づいて、継続は力なり、と思った一日でした。
それから、「これまでは子育てと音楽活動を両立するだけでも大変だったけれど、いよいよ自分の時間を作曲や演奏活動に捧げられる!」という話をしたら、「今まで樹原先生がこれ以上忙しくなったら大変…と、セーブしていましたが、もっと応援しちゃっていいんですか? 広めてもいいんですか?」とみんなの声! なんてやさしくて有り難いことでしょう。子育てしながらの仕事は、ほんとうにいっぱいいっぱいでしたから、その時期を見守っていてくれたピアノの先生たち、ありがとうございました!
そうなんです、やっと、私の音楽を全開にして発表していく時期が来たのかなと思っています。みなさん、遠慮なく、応援してくださいね(笑)広めていってくださいね!
それから、5月30日のライブ “さわやかな風” は、お昼の部は残り数席となりました。夜の部にぜひいらしてくださいね! まだ作曲中のものが何曲もあって、頭の中は音の渦、早く完成させて通してみたい…がんばろう!
それでは、みなさんお元気で!
ゴールデンウィークは、いかがお過ごしでしたか?
今年はずっと晴天に恵まれたので、きっと楽しい旅をされた方も多かったことでしょう!
私は、と言えば、いろんな仕事や用事が重なり、楽しみにしていた別府のアルゲリッチ音楽祭、最終日のマラソンコンサートに行くことができず、ついでに2泊楽しむはずだった温泉旅行ごと親戚にプレゼントすることに…。
とても残念ではありましたが、今年はそういう巡り合わせだったのだとあきらめて、連休は仕事三昧楽しんでしまおう! と気持を切り替えたのはよかったのですが、家族の風邪をもらってしまったのが長引き、咳と熱に苦しむ毎日。ピアノを弾くと咳が出て、パソコンに向かって原稿を書くとひどい頭痛がして、ほとんど何もできませんでした。声も出ないのでレッスンもお休み(あぁ!) これは、神様が私に無理矢理休むようにとくださった、お休み !?
連休明けの今日、何とか快復したかな…と思っていたら、また咳と熱が…。そういえば、ずっと忙し過ぎたかな、もっと身体を労らなくては。好きなことが仕事だとブレーキがかかりにくいので注意はしていたのですが、ほんの少しの無理が積み重なっているのかもしれません。
それでも、遠出ができない分、いろんな時間にベランダに出てお日さまと話したり風の心地よさを味わったり、風の音のバリエーションを聞いて楽しんだり、毎晩の月の様子を愛でて…と、普段より風流な日々を過ごしました。たっぷり眠ったのも嬉しい出来事でした。何だか、病気でも楽しかった連休です。
今日は、マスターコース卒業生の“きりんの会”のランチに出かけます。久しぶりにお会いする人もいて、とても楽しみです。
それでは、みなさんも今年のしつこい風邪にご注意くださいね!