樹原涼子ようこそピアノランドへ!

 
 
 


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フェスティバル、8月10日の名古屋会場は売り切れました!

 ありがとうございます! 8月10日の名古屋のチケットは、公演3週間前に完売となりました。申し訳ありませんが、当日券もございません。たくさんの方に早々とお求めいただき、本当にありがとうございました。
 各会場とも、夏休みになってやっと予定が立った方からのお申し込みが続いており、とてもうれしいです。ピアノランドフェスティバルは、いずれの会場も、残席がある場合のみ当日券を発行いたします。当日券を発行する場合は、開場の30分前の12時半から売り出します。また、当日券の有無は、前日までの状況で変わりますので、お問い合わせの上お出かけください。
 
 「去年とても楽しかったから、今年も行きます!」「昨年のフェスティバル以来、娘がとても楽しくピアノを弾いています」という声をいただいて、モリモリやる気が湧いてきます。小さな小さなピアノランドメイト事務局が、4カ所もいっぺんにコンサートを開くというのは本当に大変なことですが、今年もなんとかあと少し、当日までがんばらなくては。
 事務所はチケットの電話でてんやわんやなので、自宅仕事場で一人静かにフェスティバルの準備の他、29日の武蔵野音大「社会人のための夏期研究講座」の資料作りなどしていますが、昨日の夜は、クリスマスコンサートの会場(ライブハウス)の下見に出かけました。そう、いつも先の季節のことを進めておかないと…。行ってびっくり、すごくお洒落なところに決まりそうです! それにしても暑いですね…。
 
 それではみなさん、お元気で!

2009年07月29日 樹原涼子
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昨日は小原孝さんとフェスティバルのリハーサル!

 久しぶりだったので四方山話に花が咲き、楽しいリハーサルでした。ピアノランドフェスティバルは、なにしろ短い曲がいっぱいですから、演奏の打ち合わせも膨大。長年ご一緒していただいているので、今回は連弾のパートを入れ替えてみたり(イメージが変わります!)、ハモリや台詞を工夫したり、今年ならではのメニューに。
 ドボルザークのスラヴ舞曲(連弾)は本当に楽しくて、一緒に解釈を考えながら音楽を奏でる喜びが溢れてきます。音の流れを感じ合う、反応し合う、と言葉でいうのはたやすいことですが、なかなかその瞬間を本当に分かち合えるパートナーには巡り会えるものではありません。小原さんと演奏するのは、いつも楽しく、勉強になります。 本格的な“連弾の醍醐味”をお伝えできそうで嬉しい!

 
 PRESS START 2009ではオーケストラで歌う予定の「花」を、フェスティバルでは小原さんの伴奏で歌います。リハだというのに、小原さんのピアノはオケのような迫力! 前の晩は群馬でコンサートで深夜に帰宅したとのことでしたが、疲れも見せない体力は水泳のおかげ? そういえば私も、もうすぐ出版される『いきなり&もう一度! 才能以前のピアノの常識』の中に書いたピアノのためのストレッチを毎日やっているせいか、ハードな毎日でも元気です。このままいけるといいな… さぼらず続けよう。

 
 それから、ピアノランドフェスティバルの名古屋のチケットは、売り切れ間近です!
 ついで西宮も、もうすぐカウントダウンの態勢に。チケットが手に入らなかった方は、どうぞキャパの広い東京会場か、観光名所のたくさんある熊本会場へ旅行がてらお出かけ頂きたいところです。

 
 先週末の大田区アマチュア音楽祭(延べ8000人のの参加者だそう!)の中で私が担当した3日間のワークショップが無事終わりました。ポリフォニーで歌う輪唱ごっこ、ポリリズムごっこ、早口言葉と遅口言葉の歌、手話でコーラス、コード当てゲームなど、たくさんの子どもたちがキラキラな瞳で参加してくれました。
 親御さんたちも、我が子の反応を見て嬉しそうでした。私も、それを見て幸せです。
 レセプションでは、「ともだちになりたい」を会場のみなさんと手話で大合唱。この曲は、その場でたくさんの人の心を繋いでくれます。地元のお役に立てて、ほっとしました。

 高校野球の予選も始まり、いよいよ夏本番。
どうぞお元気で!

2009年07月26日 樹原涼子
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今週末は大田区でワークショップをします!

 8月7日の東京のピアノランドフェスティバル会場でもある大田区のアプリコ、その展示室で、18日から3日間、小さなワークショップをいくつかやります。12時からと3時からの回があり、それぞれ1時間ずつ(20日は12時の回のみ)。小学生対象の内容で、区の主催、無料のイベントですから、フェスティバルの下見がてら遊びにきていただけたら嬉しいです。ピアノを習っていない子ももちろん楽しめる、音楽遊びです。

 それから、愛知県にお住まいの方は、16日の毎日新聞朝刊にとても大きな広告が出ているので、よかったらご覧下さい。フェスティバルの案内と、新刊の表紙もご覧いただけます。(早くお知らせしようと思っていたのですが、ごめんなさい!)
 18日は、熊本日日新聞のスパイスに、24日は、小さいですが23区と武蔵野版の朝日新聞朝刊にもご案内が出ます。
 このホームページでも、来週にはカラーで仕上がった表紙をアップできるかと思います。楽しみにしていてくださいね。

 PRESS START 2009 に出演するお知らせをしたら、たくさん反響がありました。そういえば昔から、ピアノの生徒たちったら自分の先生が『ピアノランド』を書いたことには驚かないのですが、「ゲームをクリアしたら最後に先生の名前が書いてあって、すごくびっくりして走ってきたんだよ。先生ってすごいんだね〜」…。
 それくらい、ゲームは子どもたちの世界に密着しているのかもしれませんね。
 
 今回の出演をきっかけに、ゲームやアニメの仕事も、また再開してみようかなと思い始めています(頼んでくれる人がいたら、ですが)。ゲームもアニメも子どもたちにとって大切な文化ですから、いいものを提供していきたいという作曲家魂に火がついたといいましょうか、ピアノ教育のための比重が増えて他の仕事をセーブしていたのが、本を書いたことやオーケストラで「花」を歌うことになって、垣根がとれたと言いましょうか…。
 結果的には、コード塾やコード勉強会も、ピアノ教育からはみ出した部分の経験が生きているのだから、そのときの直感に従って仕事をしていくのが一番いいのだと思います。半年先の自分にドキドキしていたい。それにはやっぱり、ストレッチ!

 それでは、あちこちの会場でお目にかかれますように!PRESS START 2009 は、知人が今日、3階席がとれたと言っていましたので、まだ間に合うかもしれません。ピアノランドフェスティバルは、会場によっては席が少なくなっていますので、お早めにどうぞ。

2009年07月17日 樹原涼子
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イベント盛りだくさんの夏が、いよいよ始まります!

 七夕の日は、早朝から掛川へでかけ、美感ホールでピアノの先生たちの質問に答えるセミナーでした。幼児に教えるコツ、やる気のない生徒や音楽に興味のない親への接し方、発表会の選曲など、みなさんが現在どんな悩みを抱えているのかよくわかりました。同じテーマでも大分のときとは全く違う流れで、それぞれの地域の特色が表れます。変わらないのは、全国どこにでもピアノを愛している情熱的な先生がたくさんいるということ!みなさんの質問に答えるセミナー、他の地域でもご希望があれば伺いたいと思いました。

 そのあと、12月13日に御前崎市民会館での“樹原涼子とごきげんバンドのウィンターコンサート”の打ち合わせ、会場の下見に出かけ、その足でハンディのある子どもたちのための教育施設、“まなびの場わくわく”の交流会へ。
 4年前に児童養護施設“まきばの家”設立のためのチャリティコンサートに呼んでいただいて以来、“わくわく”の子どもたちをピアノランドフェスティバルに招待したり、“わくわく”の美味しいジャムや焼き肉のタレを愛用してきましたが、今回は、いつか訪ねたいと思っていた“わくわく”で、子どもたちの親御さんや、市民会館のスタッフ、施設を応援する人たちが集まり、私の歓迎会を開いてくださったのです。
 いつも子どもたちが勉強しているテーブルには手作りの料理やお菓子が並び、いろいろな話を伺えて、ほんとうに勉強になりました。子どもたちにクイズを出したり、一緒に七夕飾りを結んだり(久しぶりに願い事を書きました!)、手話で歌ったり、記念撮影をしたり、そこにはゆったりとした愛に満ちた時間が流れていました。「友人のピアノの先生に誘われて行った東京のコンサートで感動して、なんとか地元で樹原涼子さんのコンサートを開きたいという夢を実現したのが4年前。今度は、バンドで!と、新しい夢に向かって準備を進め、いよいよコンサートまであと147日! それまでに、みなさんと1席ずつ売って1ヶ月前には売り切れにすることが目標です。その日までをカウントダウンするのは、いつか来てしまうその日までをみんなで楽しむため。月日にも、そして、残りの席にも限りがあるのです。限りがあるから、また頑張れるんです」と、“わくわく”の眞野先生のお話と意気込みに圧倒されました。
 
 楽しいときはすぐに過ぎて行きますが、私は一日の大切さを学び、子どもたちの笑顔、見守る親御さん、応援団のみなさんに励まされて、エネルギー満タンで帰ってきました。この御礼は、フェスティバルのステージでお返ししますね! そして、もちろん12月13日のコンサートでも!

 10日は、第3期のコード塾2回目の講義。各地で始めたコード勉強会の受講生の反応や、新しい本のために絶対音感と相対音感について研究を深めたことで、これまでと大きく方向転換したカリキュラムでスタートしています。絶対音感の人と相対音感の人は、コードや機能についての感じ方が違うので、それに応じた伸ばし方をしていくというのが、今期の大きな目標でもあります。感じるコードネーム、伝わるコードネーム…、音楽の根っこにつながる道がまたひとつみつかって、本当に嬉しい。

 さて、18日から連休の3日間は、大田区アプリコ展示室での樹原涼子のワークショップが開かれます。12時からと3時から、各1時間ずつ、(最終日は12時の回のみ)、しかも20分のメニューをいくつも用意していますので、グループレッスンのヒントがいっぱいです。ピアノランドフェスティバルは、同じ建物の上の階ですから、フェスティバルの下見がてら、親子で遊びにきてくださいね! 区のイベントなので入場無料です。
 
 ピアノランドフェスティバルの準備も着々と進んでいます。
 幼稚園、保育園、小学校くらいのお子さんがいらっしゃるお宅では、ちょうど夏休みの計画を立てている頃かと思います。ピアノを習っている子どもたちの憧れとやる気を引き出すのはもちろんですが、コンサート初体験の子どもたちが楽しめるように、前半は短い曲がいっぱい。また、特に後半は子育てに疲れたママの心を癒すためのプログラムも組んでいます。ちらしの裏にプログラムがありますので、ご覧下さいね! 
 NHKの趣味悠々で講師役で出演中の小原孝さんの「ラ・カンパネラ」を、子どもたちが生で聴けるチャンスは滅多にありません。番組では、イ短調のやさしいバージョンですが、フェスティバルでは本物が聴けます。それから、聴いてみたら、あ、あれね!とわかるドボルザークの「スラヴ舞曲第10番」は、小原さんと私の連弾で。
 今年も“今”をいっぱい詰め込んで、各地を回りますね!
 
 今年のボランティアスタッフの Tシャツは、ピアノランド2巻の緑色。ご一緒に汗を流してくださる方、西宮会場のみ、あと少しだけ募集中です。

 それでは、みなさんもどうぞ一日を大切に!

2009年07月12日 樹原涼子
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九州は凄い雨でした!

 ピアノランドフェスティバルの熊本会場、健軍文化ホールへ打ち合わせに行ってきました。豪雨のため大阪か羽田に引き返すかもしれないと断っての出発で、かなりの揺れ…。それでも無事熊本に着陸できてよかったです。

 
 時間的にタイトな打ち合わせでしたが、健軍文化ホールの担当の方々がピアノランドフェスティバルの趣旨をよく理解してくださって、ピアノの先生たちのボランティア精神に支えられての活動にとても興味を持ってくれたのが嬉しい! 子ども券を1500円で提供するための苦労を、こういう打ち合わせで共感してもらったのは初めてです! スタッフの一人の方は、子どもたちのキャンプを率いるボランティア活動をされているとのことで、納得しました。
 ホールに来てくれる人たちと同じ道を通って、と路面電車の健軍駅を下りて商店街を歩いたら、道を訊ねた人みんなが親切で、ホールもとてもわかりやすく便利なところでした。商店街はずっとアーケードなので雨に濡れずにすんだし、昨年より交通の便がよいのもよかったと、ほっとした気持ちで東京に戻ってきました。熊本のみなさん、九州のみなさん、たくさんの子どもたちをお連れくださいね。

 
 それから、ピアノランドフェスティバルでは熊本だけでなく、西宮、東京、名古屋のすべての会場で、ハンディキャップのある子どもたちを招待する取り組みを行っています。なかなか生のコンサートを体験する機会のない子どもたち、親子に、楽しんもらうことを願って毎年続けています。車いす席もあります。ご希望の方、また、お心当たりのある方は、どうぞ遠慮なくご連絡ください!

 
 それから、8月発刊の本のタイトルが決まりました! 『いきなり&もう一度 才能以前のピアノの常識』です。タイトルは、『〜以前の○○』という講談社の人気シリーズに初めて音楽が加わるということで、編集会議で決まったものです。なるほど、「いきなり」で大人の初心者に向けて、「もう一度」で再出発の人にも、「才能以前のピアノの常識」でピアノファンやピアノの先生にも、と誰に向けた本かがわかります。内容をどう伝えるかはタイトルによるところが大きいのだなと、本当に勉強になりました。
 ピアノの基本の知識を150項目くらい書くという依頼は、あれもこれも欲張りに書けそうでとても魅力的でしたが、初心者にわかりやすく、でも、わかる人にもおもしろく、いつもと文体も変えて…ということで、いつになく、校正の段になっても苦労しています。産みの苦しみは大きいほど、出来てからが嬉しいかも…と、歯を食いしばっているところです。

 
 そんな毎日の中、届くたびに楽しみなことがあります。同じシリーズすべてを手がけていらっしゃるイラストレーターのカツヤマケイコさんが、毎ページに4コママンガ、または楽しいイラストを描いてくださっていること。ラフが届くたびにフッフッとほくそ笑んでいます。イラストで本の印象がすごく変わるので、とても期待しています。

 では、みなさん、どうぞお元気で!

2009年07月 2日 樹原涼子
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