Merry Christmas!
やっと冬らしい寒さになりました。お元気ですか?
昨日、クリスマスコンサートが終わって、まだまだ仕事は残っているけれど、やっと一山越えてホッとしています。
今回のプログラムは、これまでに何をやってきたか、これから私はどのように進んでいくのかを改めて自分に問う、そんな内容だったので、ずっと応援してくれているコアなファンの方々に、客席との距離感のないハーモニーホールで聴いていただけて、とても嬉しい思いでいっぱいです。
マスターコースやコード塾の卒業生のみんなが連れ立って来てくれたり、ゲーム音楽を書いていた頃からのファンの方が毎年欠かさず来てくれたり、遠くは広島、大阪、名古屋、高岡、南砺…から、本当に感激! たくさんの拍手、メッセージをいただき作曲していくエネルギー、発表し続けていくエネルギーをたっぷりいただきました。おいでいただいたみなさん、本当にありがとうございました!
パーカッションの海沼さんが、“樹原涼子の軌跡”のコーナーで「中学校の頃の曲を弾いたのがとてもよかった。自分もその頃を思い出して…」と言っていました。多分、音楽家になっている人はみなその頃にプロになる“芽”がニョキニョキと出始める頃なんですね。
私は、新曲「二人だけのクリスマスツリー」と、「船出する君へ」(「子供達へのバラード」と「君は君のままで」に続く作品として書きました)が何とか間に合って発表できたことがとても嬉しい! 特に「船出する君へ」の間奏でピアノと高尾さんのベースと絡むフレーズが今までにはない感じで気に入っています。
一部ではベルベットのクリスマスツリーのようなミニドレス、二部では白いふわふわなレース襟の黒いドレスを着たのですが、二部が始まってすぐ冷房で腕が急に冷えてきて…2曲目くらいから指まで冷たくなってきてドキリ。ドレスでのリハはしていなかったので…こんなこともあるんですね。「でも、大丈夫」と自分に言い聞かせつつ弾いていったら何とかもちました。今年は喉を痛めないでコンサートを迎えられただけでも去年に比べたらずっと幸せです。
好評だったのは、新曲の他「永き道」「ティンカーベル」「きりんきりん」「どんな日もどんな日も」「愛する者たちよ」など。「ともだちになりたい」(手話も! )「願い〜クリスマスの日に」なども、客席と大合唱。大いに盛り上がりました。
「願い〜クリスマスの日に」は、同じ日の昼間にあった小原孝さんのコンサートでも演奏されたそうで、「1日に2回歌いました! 」という方も!!
とにかく今日は疲れをとって、週末のロケに備えようと思います。
そうそう、18日、尚美のディプロマコースでピアノランドメソッドの話をしたのですが、武蔵野や国立音大を出て、ピアノを教えながら通っている人も多く、熱心に真剣に聴いてくれて、1コマでしたがすごく充実感がありました。みんないい先生になれそう!
みなさんも、いろんなことが年末進行、お忙しいことでしょう。どうぞご自愛ください!