昨日はコートをはおっていたのに、今日はブラウス1枚でOK。
窓を開けて気持ちのよい日は幸せですね。
このところ、来年1月31日のクラシック曲コード分析セミナーに備えて、バロックの研究に没頭しています。バロックの小品の中にはすばらしい曲が多くて、弾いていると飽きることがありません。どの曲を題材にしたらこの時代の和声の特徴がうまく伝えられるか、レッスンに応用しやすいかを考えながら選ぶのは、楽しくも悩ましい作業です。研究中に驚くべき事実に出会い、ショックが尾を引いてしまうようなこともあり(来年のセミナーでのお楽しみ!)本当に勉強になりました。
バロック時代の曲はジャズにつながる要素が多く、ジャズピアニストがみんなバッハを弾きたがる理由がわかります。バロックは現代のコードネームにあたる通奏低音というものが使われていたし、この時代の演奏家は作曲もしていたし(というか即興演奏が普通だった)、今考えられているより自由だったんですね。カビが生えたバロックではなく、生き生きと楽しいバロックを伝えられたら嬉しいと思います。
これは6回シリーズ、1年がかりで、時代に沿ってクラシック曲を分析していくセミナーです。12月にはチラシが出来るはずなので、ホームページでチェックしてくださいね。
バロックな日々の谷間は、小原孝さんがコール・ポーター作品をミュージカル仕立てにして音楽監督&出演されたのを見に行きました。コール・ポーターも小原色に染まり、(大澄賢也さんが歌もお上手なのに驚き!)すっかり楽しんで踊り出したくなる足取りで銀座の街へ!
飲みに行ったのではなくて楽譜やCDを買って帰りました。翌日もジャズのライブ。この日はなぜかたいやきを買って帰りました(笑)
こうして、仕事を忘れて観客として楽しみに行くのですが、帰り道はすっかり自分の仕事に役立つエキスをいただいて、12月22日(土)のクリスマスコンサートのことで頭がいっぱい。そうそう、とってもステキなかわいいチラシが出来たので、プリントアウトして予約してくださいね!
大林のぼるさんのイラスト、みんなの個性をステキに表わしているでしょう?
ちょっと美化されてる人もいるけれど(誰?)こんなにぎやかなコンサートになる予定です。みんなで歌おうのコーナー、そしてリクエストコーナーもあるので、ぜひ参加してくださいね。
あまりにもセミナーなどが多い1年だったので、気を引き締めないとオリジナル曲を書いたり育てたりしていく時間がなくなってしまう…と、「CD作りますね」のコーナーを作り、宣言しちゃいました。どうぞ、応援してくださいね!
それではみなさんもお元気で!
