樹原涼子ようこそピアノランドへ!

 
 
 


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ご無沙汰しました。

 今年の風邪は長引くようで、1ヶ月以上喉の調子がすぐれません。治りかけにセミナーとレッスンをしてはまたぶり返し…そのままピアノランドメイトを書き上げたのもひびいているようです。熱もなく元気なのですが、セミナーではお聞き苦しくてごめんなさい!

 22日は堺でテクニック下巻のセミナー(熱心な人が多く内容が盛り沢山になりました!)、26日は広島で弾き語り公開レッスンのセミナー(お店のホームページにもレポートが出るそうです)。どちらの会場も、ホームページやピアノランドメイトをチェックして遠方から参加する方が多く、嬉しい限りです。2ヶ所とも来年1月24日(木)より、ピアノランド勉強会がスタートするので、通えそうな方は早めに問い合わせてくださいね。

 この頃、開き直って勉強しましょう!とあちこちでお話しているのですが、これでいいかどうか悩むことがあれば、調べたり、勉強したり、そのままにしないですぐに行動に移すことが大事ですよね。この頃、1年経つのがとても早くなったように思うのですが、私は迷うことがあれば迷っている間に始めてしまおう…と思っています。

 そこで、私も年4回発行しているピアノランドメイトに、コードネームのイロハ(でなくABC!)から、毎号連載を始めることに決めました。いろんな人が学びたいと思うその時に手助けができなければ、と思い立ったが吉日。宣言すればやらざるを得ないので宣言してしまいました。こんなに便利な概念をレッスンに使わないなんてもったいない! 歌いながら連弾する教本だって15年前はめずらしかったのだから、コードネームだってクラシック界の必須アイテムになるのは間近!と決めて話を進めたいと思います。


 昨夜は銀座のジャズクラブにベースの高尾幸宏さんが出演しているというので、行ってきました。客席で聴くのって、なんて楽しくて美味しくて(お料理もGood! )勉強になるのでしょう。小林桂さんのヴォーカルとベテランのミュージシャンのドライブ感に身を委ねて、幸せな時間を過ごして帰ってきました。

 やっと今日、友人にもコンサートの案内を出し終わり、ピアノランドメイトも発行して、作曲と練習ができそうです(セミナー×2、マスターコース×2もがんばります)。

 それでは、みなさんもインフルエンザにつかまらないで、お元気でお過ごしくださいね!

2007年11月28日 樹原涼子
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熟した柿の木、屋根の上で寝そべっている猫、風に舞う落葉…。パンプスからブーツに履き替えての旅です。

 お元気ですか?


 先週14日は、名古屋で弾き語りの公開レッスン(コードと機能を結びつけて勉強していくシリーズの5回め)。3人の出演者は和声の変化を感じて観客に伝えられる演奏ができた上に、歌にも心がこもっていて、仕上げの演奏では大きな拍手に包まれました。この日は、ステージで力を発揮するにはどうしたらよいか、というテーマで講義をしてからのレッスンで、みなさん気負わず、素直に力を出しきれたのもよかったと思います。『君は君のままで』『約束』『TRY AGAIN』の3曲、客席で感動の涙を流す人もいて、私は、私の手を離れて曲がひとり歩きを始めたことにとても嬉しくなりました。弾きたい、伝えたいと思って選曲するのはとても大切なこと。そしてそれをきちんと分析して技術的な心配のないレベルにするのはもちろんのこと、人前でも音楽に集中してのびのびと表現すること。その目標を目指す人、応援する人、助ける人が一体となるのが公開レッスンの理想ですが、今回はそれがとてもうまくいって幸せな時間でした。
 同じ内容の公開レッスンが11月26日に広島でもあるので、とても楽しみです。さらに名古屋では12月5日にピアノソロの公開レッスン。今回の延長線上で、かなりの成果が上がるのではと今から楽しみです。


 16日のコード塾も、少しずつ内容が高度になってきましたが、脱落する人もなく50人近くが毎月熱心に取り組み、「継続は力なり」と改めて思うこの頃です。


 今週の旅は22日の堺。テクニック上級編のセミナーなので、生徒のためというよりは先生自身のための内容と言えると思います。みなさんいろいろなやり方で習ってきて、自分はこうしているけど果たしてそのまま教えていいの?とセミナーにみえるケースが多いのですが、ピアノのテクニックは奥が深くて、ひとりひとり“手”が違うのが難しいところ。それだけにやり甲斐のあるテーマです。


 それでは、インフルエンザに気をつけてお過ごしくださいね。
 私も喉を大切にしてクリスマスコンサートに備えます!

2007年11月19日 樹原涼子
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昨日はコートをはおっていたのに、今日はブラウス1枚でOK。

 窓を開けて気持ちのよい日は幸せですね。

 このところ、来年1月31日のクラシック曲コード分析セミナーに備えて、バロックの研究に没頭しています。バロックの小品の中にはすばらしい曲が多くて、弾いていると飽きることがありません。どの曲を題材にしたらこの時代の和声の特徴がうまく伝えられるか、レッスンに応用しやすいかを考えながら選ぶのは、楽しくも悩ましい作業です。研究中に驚くべき事実に出会い、ショックが尾を引いてしまうようなこともあり(来年のセミナーでのお楽しみ!)本当に勉強になりました。

 バロック時代の曲はジャズにつながる要素が多く、ジャズピアニストがみんなバッハを弾きたがる理由がわかります。バロックは現代のコードネームにあたる通奏低音というものが使われていたし、この時代の演奏家は作曲もしていたし(というか即興演奏が普通だった)、今考えられているより自由だったんですね。カビが生えたバロックではなく、生き生きと楽しいバロックを伝えられたら嬉しいと思います。
これは6回シリーズ、1年がかりで、時代に沿ってクラシック曲を分析していくセミナーです。12月にはチラシが出来るはずなので、ホームページでチェックしてくださいね。

 バロックな日々の谷間は、小原孝さんがコール・ポーター作品をミュージカル仕立てにして音楽監督&出演されたのを見に行きました。コール・ポーターも小原色に染まり、(大澄賢也さんが歌もお上手なのに驚き!)すっかり楽しんで踊り出したくなる足取りで銀座の街へ!
 飲みに行ったのではなくて楽譜やCDを買って帰りました。翌日もジャズのライブ。この日はなぜかたいやきを買って帰りました(笑)


 こうして、仕事を忘れて観客として楽しみに行くのですが、帰り道はすっかり自分の仕事に役立つエキスをいただいて、12月22日(土)のクリスマスコンサートのことで頭がいっぱい。そうそう、とってもステキなかわいいチラシが出来たので、プリントアウトして予約してくださいね!
大林のぼるさんのイラスト、みんなの個性をステキに表わしているでしょう?
 ちょっと美化されてる人もいるけれど(誰?)こんなにぎやかなコンサートになる予定です。みんなで歌おうのコーナー、そしてリクエストコーナーもあるので、ぜひ参加してくださいね。


 あまりにもセミナーなどが多い1年だったので、気を引き締めないとオリジナル曲を書いたり育てたりしていく時間がなくなってしまう…と、「CD作りますね」のコーナーを作り、宣言しちゃいました。どうぞ、応援してくださいね!

 それではみなさんもお元気で!

PDF
樹原涼子とごきげんバンドのみんなでクリスマス2007


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2007年11月13日 樹原涼子
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道ゆく人はすっかり冬仕度。

 気がつくともう11月、寒くなるはずです。
 お変わりありませんか?

 先月29日は広島、30日は堺でセミナー。どちらもシリーズでセミナーをしていますが、途中回から受講する方が増えて、お店の担当者と一緒に喜びました。友だちに誘われた人、ずっと気になっていてやっとセミナーに参加できた人、途中入門の生徒がピアノランドを持ってきてやむなく(笑)勉強に来た人etc.
 どんなきっかけでも、まずは出逢うところからスタートです。

 これまでのセミナーアンケートのベスト3は、
1.目からウロコ
2.もっと早く出逢いたかった
3.自分が小さい頃にピアノランドで習いたかった

 広島も堺も11月後半にまたセミナーがあるので、やる気にさせただけで終わらず具体的に役立つようがんばらなければ! ピアノランド勉強会の新しいクラスができそうなので、興味のある方はお尋ねくださいね。

 11月はホームコンサート、レッスン、打合せ、マスターコースと相変わらずの毎日ですが、9日は小原孝さんが音楽監督をしているコールポーターの作品を集めた公演、10日はドラムの八城邦義さんのjazzのライブで銀座シグナスに出かけるのが楽しみです。

 それではどうぞお元気で!

2007年11月 7日 樹原涼子
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