Merry Chrisitmas!
日本中が凍える寒さ…お元気ですか?
そんな寒さの中、昨日22日、中野坂上ハーモニーホールは暖かく幸せな熱気に包まれました。
一年ぶりのクリスマスコンサート(当たり前だ!)のスタートは、ピアノ一本でバンド全員が歌う「願い〜クリスマスの日に」でスタート。楽器を弾かずハモる羽目になったメンバーは真剣そのもの。
♪僕たちだけじゃなくて 世界中の人達が 幸せになりますように 幸せになりますように〜
という小原孝さんの詞はクリスマスにぴったり。そう、そういう気持ちでこのコンサートを行うのだと客席にも伝わったと思います。バンドはピュアな気持ちでひとつになれて会場の気も集まって、「今日はうまくいきそう…」と、安心して幕を開けることができました。1曲めってとても大切ですね。
中盤ではゲストの絵門ゆう子さんが登場、「光る星があったから」を歌ってトークタイム。私には書けないステキな詞の世界をいただいて、今回は共作の2作目「その手を胸に」も発表することができました。
♪わかるよ 泣きたい気持ち わかるよ 怒る気持ち わかるよ 悔しい気持ち でも おろそう その手を下に〜
どこまでも聴く人の気持ちに寄り添う絵門さんの詞です。絵門さんは最新刊「がんでも私は不思議に元気」のとおり、輝くばかりの美しさと笑顔!いつも私と同じくらいあちこちを飛び回っているので、一緒にいてもついご病気だということを忘れるくらいです。誰かの役に立ちたいというエネルギーが彼女を支えていて、ちゃんと天がそれをサポートしているのだとしか思えません。初めてのごきげんバンドとの共演の様子は、26日のテレビ東京系「レディス4」で紹介される予定です。
そして、とうとうバンドメンバーによる樹原涼子プロデュースコーナー。パーカッション海沼さんのニューアルバムからの「アフリカの声」では、アフリカンビートに乗って好きな言語でアドリブをせよとの難しいご注文に何とか応え、久しぶりに見に来てくださったクリエーターの友人から「シャーマン(巫女)のようだった」!?とのお言葉をいただきました。
ギターの中村さんと2人の「Snow Valley Rag」も楽しかったし、ベースの高尾さん提案の「Shiny Stockings」は「ジャズも似合ってる」「色っぽい」(←こういう反応はめずらしい!)とお客様から声をいただき、何とかドキドキのコーナーを終えました。こういう難しい注文に応じて練習してみると、大変ですが新しい自分の世界が広がるようでとても嬉しい気持ちになります。メンバーに感謝!
その後「The Four Seasons ベストセレクション」から「花」のピアノソロ他3曲〜アンコールの「愛をとめて」までノンストップ1時間半の予定が1時間50分になって終了。そういえば10年前はステージの後倒れそうに疲れていたと思うのだけど、今では我ながら体力がついたものだと感心してしまいます。少しずつ肩の力も抜けてきたのか、秋から始めたスローストレッチの成果か、はたまた緊張しなくなったからなのかはわかりませんが、以前よりコンサートが楽しくなったことだけは確かです。
今年一年のスケジュールを無事に終え、特に最後のクリスマスコンサートをとてもHappyな気持ちで終えられたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。おいでくださったお客様、支えてくれたスタッフ、バンドのメンバーや家族、友人そしていつもホームページに遊びに来てくれるみなさん、ほんとうにありがとうございます!