24日(土)に、アートカフェ・フレンズでのクリスマスコンサートを開催しました。
<年々高くなるハードル>
昨年、初めて昼夜2公演(ごきげんバンドで同じプログラムを)のときは、ちょっとバテてしまいました...。
が、今年はさらに、別プログラムでの昼夜2公演開催にチャレンジ! 今年は全くバテないで元気に2公演終えられたことに、自分でも驚いています。
この夏のフェスティバル8公演で、体力がついたのかも...。
きっと、今年は伝えたい思いが、いつもより大きかったからできたのかもしれません。
【昼の部】は「くまもとで、まってる。」の中で演奏した、押尾コータローさんの「ずっと」のピアノアレンジでスタート。
(ぬいぐるみの"くまモン"が登場して、被災地への楽器支援を一緒に呼びかけてくれました)そして、『こころの小箱』全曲演奏の夢が叶いました。
後半は2人の息子達がお互いのオリジナル曲をサポートしあって2曲。そして、私の弾き語りで「永き道」「大地に捧ぐ」「 Happy Life」。
「花」ピアノソロバージョンも演奏して、アンコールは「君は君のままで」。
息子達の初共演「Chrrismas Night」「Morning」は兄弟だけあってハモリがよく合って、特に Wiseman でライブを重ねてきた真之介は、トークが上手くなっていてびっくり。
いつもはそれぞれに音楽活動をしている彼ら、たまにはこうして兄弟で共演するのもいいかも。それにしても、子どもは勝手に育つものだとしみじみ思いました。
両親を思って書いた「Happy Life」を3人で歌ったシーンは、熊本でもいつか再現出来ますように。
あっという間の2時間でしたが、満員のお客様と、温かく、充実した時間を過ごすことができました。
【夜の部】は、まず『こころの小箱』から数曲をピアノだけで。そして、ごきげんバンドで4曲。新曲「冬支度」「ありがとう」は、いつもながら直前に仕上がった作品たち。
そして、"The Four Seasons-winter-"から「夢重ねたら」「クリスマスには」の2曲。
後半は、ゲーム『俺の屍を越えてゆけ』の中の新曲「昼子のテーマ」(編曲/ピアノ 孝之介)でスタート。
ヴァイオリンをフィーチャーして生演奏とは贅沢!ゲーム中では、さらにこれが3パターンの編曲で戦闘シーンに使われていて、私の手を離れて konoskee の世界が広がっています。
そして、大好きな作家の光原百合さんが作詞してくださった「旅立ち」。これは、唯一ピアノを弾かないで立って歌う曲。
光原さんも尾道から聴きにきてくださって、本当に嬉しい! また、ご一緒に曲作りしましょう、光原さん♫
「船出する君へ」「Happy Life」「願い~震災をのり越えて~」「花」、アンコールに「祈り」。
ごきげんバンドのごきげんな演奏に支えられて、楽しい夜は幕を閉じました。
それにしても、海沼正利さんのパーカッション。詞の心、コード進行にぴったりの、細やかな心遣いのある演奏はいつも素晴らしい。
高尾幸宏さんのベースは、その瞬間、一瞬一瞬をいつも選びとっていくところが大好き。
小塚泰さんのバイオリンは、回を重ねるごとにどんどん自由に遊んでくれて、色彩感豊か。「樹原バンドは、同じ曲でも毎回変わるところがいいですね」って、うふふ、その通りですね!
コーラスの須見邦子さんは、出来立ての曲でも1回で覚えて、世界を共有してくれる、ステキなパートナー。早く、5拍子の「ありがとう」をまた一緒に歌いたい~♫
こうして、【夜の部】はバンドとも共演できたし、今年のクリスマスは思い残すことはありません。昼夜2公演、全国各地からおいでいただいたみなさま、ありがとうございました!
来年のピアノランドメイト新年号では、音楽ライター山本美芽さんによる、クリスマスコンサートの詳しいレポートが掲載されますので、どうぞお楽しみに!
これを機会に、ピアノランドメイトに入会してみたい方は、どうぞこちらへ!
年明けは、1月8日に宮崎県高原町にて、歌とピアノで1時間のミニコンサートを開きます。高原町では新燃岳の噴火で大変な日々が続いています。
地鶏の灰干しを特産品に、と頑張っているみなさんを応援に行きます。お近くの方はどうぞ!
http://kobayashitakaharuheartom.blogspot.com/
1月9日は、宮崎市民会館で武蔵野音楽大学宮崎支部のお招きでセミナーが開催されます。「ピアノの先生大集合」とタイトルがついていますが、
ピアノの先生に限らず、ピアノがお好きな方、樹原涼子の話を聞いてみたい方はお出かけくださいね。仕事と子育ての両立について等、質問コーナーも。
『ピアノランド』『こころの小箱』から演奏いたします。詳細はこちら。当日券もあるようです。
それでは、みなさん、大掃除、がんばりましょう!