樹原涼子 ようこそピアノランドへ!

 
 
 

ピアノランドスクールの発表会、終了しました♪

 今年の発表会は、運動会等の行事に重なり、参加できない生徒も多かったのが残念でしたが、みな、精一杯の演奏を聴かせてくれました。

 小学1年生から音大卒業生まで、ソロ、連弾、弾き語り、自作曲等を演奏。保護者は「森の夕暮れ」「願い~震災をのり越えて~」の2曲を合唱。
私は幕開きに新刊『こころの小箱』のソロを、1部の終わりでその中の連弾4曲を4人の講師と演奏しました。

 最後のコンサートタイムのゲストには、ヴァイオリンの小塚泰さんをお迎えして、クライスラーの「愛の悲しみ」や「タイスの瞑想曲」、そしてディズニー作品等をご一緒しました。ノンジャンルでピアノが弾けるように育てたい、と常々思っているので(というか、ピアノランドの目指すところでありますが!)、クラシック作品と、コードを見て即興的に演奏する曲の両方を生徒達に聴かせたかったので、ピッタリのゲストだったと思います。

 保護者コーラスは、一家総出で出演した家族や、交通事故で入院中にも関わらず、どうしても歌いたいと松葉杖でコーラスに参加されたママも!
 また、私の楽譜の担当編集者のKさんが、合唱の伴奏で参加、自ら編集した『樹原涼子のみんなでコーラス』の「森の夕暮れ」をステキに伴奏してくださるという嬉しいシーンもありました。 

 今年は、ピアノランド20周年の公開レッスンで100人以上の子ども達の演奏に接して、我が生徒の育て方を改めて考えることができました。

 素晴らしい力を秘めている子ども達。その力を、最大限に引き出しているか?という自分自身への問い。教える仕事は、それを問い続けていく仕事なのだと、改めて気づきました。

 美しい音色で、ステージの上で自分の音楽に集中する瞬間、彼らは、誰かに評価してもらうためではなく、自分のために弾いている。そのことがとても嬉しく感じられました。
 彼らの人生にとって、ピアノが一生友達であり続けるだろうと思えたのも嬉しいことでした。なぜなら、まだ未熟な点はあっても、"弾かされている"のではなく、みんな自分の音楽を奏でていたから。

 それでは、10月19日の国立での『こころの小箱』のセミナーで、曲のヒミツを解明して、ステキに演奏するヒントをお伝えします。ぜひお出かけ下さい。
 名古屋方面の方は、25日、植田でのセミナーをお聴きくださいね。

2011年10月10日 樹原涼子
ピアノランドフェスティバル ピアノランドメイト入会のご案内


〔CD〕樹原涼子ピアノ曲集「こころの小箱」(2枚組)
〔CD〕樹原涼子ピアノ曲集「こころの小箱」(2枚組)
ピアノ曲集「やさしいまなざし」
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〔CD〕風はどこから
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ピアノ曲集「夢の中の夢」
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ピアノ連弾のための「ラプソディ第1番」
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ピアノ曲集 こころの小箱
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樹原家の子育て ―ピアノランドと笑顔の毎日―
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