樹原涼子 ようこそピアノランドへ!

 
 
 

はじめての2台ピアノ楽しんできました! そして、武蔵野音大のみなさんへ!

 8月27日、お茶畑の真ん中にある掛川市民文化会館シオーネ大ホールは、ほぼ満員のお客様! 小原孝さんとのスペシャルジョイントコンサートは、はじめての2台ピアノということで、ドキドキしながら開演を待ちました!

 今回は、ギロック、ミヨー、モーツァルトのソナタkv515+グリーグなどクラシックからスタート、次にラジオ体操と「ねこふんじゃった」をミックスしたブギ(体操しながらピアノを弾く共演者に笑!)、新刊『こころの小箱』より「明日はいい日だ!」「いかないで」を2台で、そして、両親を思いながら書いた「Happy Life」を2台で一緒に歌いながら演奏。せっかく2台用意していただいたので、存分に活用してきました。
 その他に、それぞれのソロに hara hara 倶楽部まであって、盛沢山のプログラム。「花」も、小原オーケストラで盛り上がり、「願い~震災をのり越えて~」も好評。終演後の熱気に、幸せな気持ちで会場を後にしました。

 何より、沢山のお客様が来てくださったので、東日本大震災のチャリティという大きな目的も果たせます、と主催者から伺い、小原さんも私もホッとしています。

 と同時に、この大掛かりなコンサートを主催されたのが、まなびの場「わくわく」とコンサート実行委員会のみなさん、ということに改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
 2年前にはごきげんバンドとのコンサートを、その前にもチャリティコンサートにお招きいただいていますが、眞野麗子さん(「わくわく」の代表)と後藤順恵さん(ピアノランドメイト会員の先生)が中心になって、沢山の方達と一緒にコンサートの準備をしてくださいました。
 「みなさんにもコンサートが開けるんですよ!私たちにできたのですから。このノウハウをみなさんにお分けしますよ」と、パーティーで挨拶されていたのが印象的でした。そうですね、待っているだけでは始まらない!

 この夏、音楽を通じて、たくさんの素晴らしい出逢いがありました。コンサートでは、レコーディングだけでは感じられない温かい、いえ、熱いものが、通いあいます。これからも、生のステージを大切に、多くの出逢いを楽しみにしていきたいと思います。 

 それには、体力がいりますね~。
 5年前にピアノランドフェスティバルツアーを始めた時、暑い最中の連日の本番で、一緒に廻る小原さんのびくともしない体力には驚きました。もちろん、私は主催者でもあり、演奏だけに集中する訳にはいかないということは差し引いても、圧倒的に体力が足りないと反省したものです。

 それから、ストレッチや食事や生活全般に気をつけるようになった甲斐あって、この夏は8本のフェスティバルとジョイントコンサート、公開レッスン、セミナーと、どれも体調よく努めることができました。
 これからの目標は、執筆や作曲で忙しくても、なるべくコンサートシーズン中の半分か1/4でもいいのでピアノの練習時間をとること。専業ピアニストではないので、どうしても他の仕事の比重が高い日は練習できないこともあり(寝ないで弾くと声が出なくなるし...)、さらにスケジュールに気を配っていこうと思います。
 え、そうなんです。いつ2台ピアノのオファーが来てもいいようにしなくちゃ(笑)。


 それから、お知らせです!
 武蔵野音楽大学の学生さん! 9月5日(月)と9月14日(水)の二日間、17:20~ピアノ指導法講座の特別講義に伺います。1回目のテーマは『初心者に対する指導の極意』、2回目は『幅広い年齢層に対する指導』です。
 希望者は専攻にかかわらず聴講できるそうですから、たくさん遊びに、あ、いえ、勉強に来てくださいね!
 息子達と同じ年頃のみんなの気持ち、わかるような気がします。
 音楽で生きていくためには、今、何をすればいいのか、悩んでいる人もぜひ来てくださいね。音楽畑にステキな花を咲かせるために、どんな質問にもできる限りお答えします。

 
 それでは、夏の終わりを、もう少し楽しんでくださいね。
 お元気で!

2011年08月28日 樹原涼子
ピアノランドフェスティバル ピアノランドメイト入会のご案内


〔CD〕樹原涼子ピアノ曲集「こころの小箱」(2枚組)
〔CD〕樹原涼子ピアノ曲集「こころの小箱」(2枚組)
ピアノ曲集「やさしいまなざし」
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〔CD〕風はどこから
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ピアノ曲集「夢の中の夢」
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ピアノ連弾のための「ラプソディ第1番」
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ピアノ曲集 こころの小箱
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樹原家の子育て ―ピアノランドと笑顔の毎日―
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