仙台でのフェスティバル、本当にありがとうございました!
12日、常盤木学園シュトラウスホールでのピアノランドフェスティバルを開催することができました! ピアノランドメイトの先生や、地元の多くの方にお世話になり、無事に終わってほっとしています。「仙台に行けるといいね!」とずっと励ましてくれた小原孝さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。
8月10日に予定していた公演が、イズミティホールの修復が進まず使えないことがわかったとき、「できない」気がしなかった私...。できるところをみつけるまでは私が諦めないことを悟ったスタッフが、必死に探してきてくれたのがこのホール。
奇跡的に12日だけ空いていて、小原さんも仙台のためにとスケジュールを調整してくださって、そして、何千枚ものチラシに日程と場所の訂正シールを貼るために、多くの方のお世話にもなりました。
被害が大きかった宮城県。6月11日に公開レッスンに行ったときもあちこちのビルのタイルがはがれ落ちたまま、地面の石畳やタイルがボコボコだったり、無事のはずの町中での傷跡も生々しい様子でした。ホテルも使えないところが多く、営業しているところは被災した人が泊まっていて、宿泊場所を探すのも大変でした。
タクシーに乗ったら、運転手さんのお宅は津波で流されたと聞いて、胸が詰まりました。何もかも無くして生活していくことの大変さ...。そんな中でのコンサート...。
そして迎えた8月12日。お客様の数は少なかったけれど、出演できた3人の子ども達は緊張しながらも一生懸命演奏できて、大きな拍手をもらいました。とてもかわいかったです。きっと、とても怖い思いをした子ども達。でも、ステキなドレスを着て、小原さん&私と立派に連弾しました。それだけでも、来てよかった、開催できてよかったと胸がいっぱいになりました。
震災のために録音応募が少なかった仙台。だからこそ、公開レッスンに出演した子ども達に、晴れのステージを用意できたことが本当に嬉しい!
常盤木学園高校の音楽科の学生さん2人も、6手、4手連弾で"夢の連弾コーナー"を盛り上げてくれました。音楽の道を志す若い子達にも、何か感じ取ってもらえたのではと思います。
仙台のフェスティバルで特筆すべきことは、手話の指導者である会田征子先生が、「ともだちになりたい」の手話コーラスで見事な手話を披露してくださったこと。手話は、"振り"ではなく、心を伝えるためのものだという、当たり前で大切なことがわかりました。見ているだけで涙が出そうな、あたたかい、美しい手話を教えていただき、ありがとうございました。
最後のピアノランドフェスティバルは、24日、東京公演。
20周年のラスト公演を、どうぞ楽しみにしていてください。ピアノランドの人気曲コーナー、みんなのコーナー(樹原先生と小原くんの爆笑レッスン、手話コーラス、ピアニスト体操)、小原孝さんのソロコーナー、子ども達との"夢の連弾コーナー"、新刊『こころの小箱』より、hara hara 倶楽部...ピアノの楽しさを満喫してください。
ご案内は こちら 。
チケットお申し込みは こちら 。
そして、私のこの夏最後のもうひとつのビッグイベント!
27日(土)午後2時より 静岡県掛川市民文化会館シオーネ大ホールでピアノ2台のスペシャルジョイントコンサートが!
小原さんと、ピアノランドフェスティバルとは別プログラムで演奏いたします。2台ピアノのリハーサルが楽し過ぎて、もう、本番が待ちきれない気分。
連弾の楽しさや効用を広めてきた私ですが、ここにきて、すっかり2台ピアノにハマってしまいました。モーツァルト&グリーグのソナタや、ミヨーのブラジリアは、何度合わせても楽しくて、"練習"という言葉が似合わないくらい。それに、『こころの小箱』の連弾曲を2台用に特別にアレンジしました。
今年は5/5の震災支援ライブに始まり、フェスティバル8公演と掛川のジョイントコンサートで、合わせて10回も小原さんとご一緒することに。息の合った演奏をお楽しみいただけますように! 詳しくは こちら 。
★新幹線でおいでになる方のために、主催者より、お迎えの用意がありますので、ご利用くださいね。
掛川駅南口(新幹線口)で、係の方が、コンサートのポスターを持っています。
出発時刻は下記の2回です。必ず電話で予約の上、お越し下さいとのことです。
① 12:45 余裕を持って会場に到着する便
② 13:15 ぎりぎりに会場に到着する便
申込先 090-9899-1038 眞野麗子さん
今日は、熊本で父の誕生日を祝います。久しぶりにプライベートな時間をゆっくり過ごそうと思います。みなさまも、それぞれの夏を!