親御さんの感想 V.S. 先生達の感想! そしてコード塾の成果♥
ご無沙汰してしまいました。
本当に目が回るような6月! そして、ツイッターでちょこちょこ近況報告しているせいで、ホームページの更新、油断していました。でも、この半月に感じたことを、ダイジェストでまとめておきます。
6/10、午前中はフェスティバル会場の常盤木学園高校のシュトラウスホールを下見に行き、本当に仙台で開催できる喜びを実感。その足で、ヤマハ仙台店のホールへ。
仙台の公開レッスンで印象に残ったのは、終了後のサイン会で、受講生のお父さんと交わした会話です。
パパ「もっと厳しくしてもいいんじゃないですか」
樹原「ニコニコと優しい言い方をしていますが、子ども達に求めているのは、とても難しいレベルのことなんです」
パパ「そうですか...」(納得していない様子)
樹原「それに、必要以上に厳しくしてしまうと、子どもは萎縮して、耳が閉じて自分の音が聴こえなくなるんです。そして、先生に叱られないような演奏、間違えない演奏をしようとして、自分らしい演奏をするのが難しくなるんです。音楽の表現力が育たないのです。厳しくするのは、音楽が、ピアノが好きになって,もう少し基礎ができてからで充分です」
パパ「よくわかりました!」
レッスンを見ていたピアノの先生達からは
「子どもに、あんなに難しいことを求めるんですね...。にこやかなのに、凄く厳しいのでびっくりしました。子どもにはできないと思って、そこまで求めていなかったので反省しきりです」との感想が。
ピアノを弾くことの難しさを、専門家ではない親御さんにわかってもらうのは、大変なことなのだと改めて思いました。例えば、私が、ルールを知らないラグビーの試合を見ているようなものかもしれない...。何がよくて何がいけないのか、誰が上手いのかさっぱりわからないですから...。
6/17は、コード塾第3期生の卒業の講義とパーティーでした。
2年前にスタートした時のアンケートと比較してもらったところ、ほとんどの人が多くの項目で進歩を遂げていることがわかり、充実の最終回でした。そう、他人との比較ではなく、過去の自分との比較!
クリニックでは、(夢の)耳コピしてアレンジしたものを演奏したり、うつくしい作品を披露する人もいて、2年間の積み重ねの大きさに拍手でした☆ ほんとに、ABCから始めたのに(涙)。
みなさんから、記念のパスケースをいただき、うるうるしそうでした。だって、私が最近やっと手に入れた、お気に入りの楽譜バッグに合うデザインを、わざわざ特注してくれたそうで...。なんと、当日来ていたワンピースにもぴったり!
来年の同窓会授業の宿題も出して、1年後の再会を楽しみにわかれました。
巣立っていく人を見送るのは淋しいけれど、7月には次のクラスが開講です。うかうかしてはいられません。教える仕事に、終わりはない...。
コード塾第4期は、7月8日(金)スタートです。もう少しで定員なので、興味のある方はお問い合わせくださいね。詳しくはこちらを。
翌日の雑司ヶ谷でのトーク&コンサート、22日の名古屋のセミナー、26日の熊本での公開レッスンの報告は、近々書きますね。
さて、7/1(土)は倉敷で、2日(日)は津山で公開レッスンです。いよいよツアーも終盤戦。お近くの方は、ぜひ、お出かけください。曲目等はこちら。
蒸し暑い日が続きますが、みなさん、どうぞお元気でお過ごしください!