東京も大きく揺れました。みなさん、大丈夫ですか?
昨日の午後、あまりの揺れの大きさと長さに、恐怖で身体が震えました。東京にいてすら涙が出るほど怖かったのですから、被災地の揺れはどんなに大きく恐ろしいものだったか、そしてそのあとの津波の凄まじさには言葉もありません。
昨夜から、多くの方がツイッターを通じて有用な情報を伝えあい、励ましあい、気遣い、なぐさめ、痛みを分け合う様子に感動しています。
NASAの発表で日本の位置が8フィート、240センチも東にズレるほど、そして地球の自転が1.6マイクロ秒早くなるほどの地震だったのだそうです。人間が太刀打ちできる規模ではありません。ですが、人は、こんなにも他者のために無私の心になれるのですね。
一人ひとりができることは小さくても、それが束になったとき、大きな力になります
。家族や家を失った人たちがたくさんいます。日本中の人が祈り、手を差し伸べあい、支えあって、必ず乗り越えていけると信じて、がんばりましょう。
被災地以外の人は節電につとめ、被害にあった人が必要としたときに必要なことができるよう、日常生活を大切にしながら、情報を集め、ムダに騒がず、冷静に考えることが大切ですね。
そして、周りのお年寄りや子ども達、病気の人達が不安にならないよう、平常心で接すること、笑顔やユーモアを忘れないことも大切だと思います。ピアノの先生達は、レッスンで子ども達の心を暖かく受け止めて、音楽で癒されるようにつとめましょう。こんなときこそ、音楽がエネルギーになるはずです。
明日、3月13日(日)に雑司が谷音楽堂で予定していた"樹原涼子の楽楽子育て応援プロジェクト"のトーク&コンサート「優しい時間」は、6月18日(土)に、延期が決定しました。予約はそのまま有効です。どうぞ、このような状況の中での延期、ご理解くださいませ。
14日(月)熊本でのピアノランドコード勉強会、15日(火)大谷楽器での「ソナチネの前に身につけておきたいテクニック」のセミナーは、予定通り開催します。万が一、明日の熊本行きの飛行機が欠航になって移動できないときは、HPとツイッターでお知らせいたします。
東京でも余震が続いています。昨夜はリュックと靴とジャケットを横においたまま洋服で眠りました。都内の交通機関全てがストップしたので、息子は都心の大学から3時間半かけて徒歩で帰宅しました。街の様子が落ち着いていて、本当によかった...。
被災地のみなさん、心よりご無事をお祈りしています。