23日は、アートカフェでクリスマスコンサート!
昨日は、クリスマスコンサートのリハーサル。毎年、リハーサルで年に一度しかステージに上げないクリスマスの曲を合わせるたびに、この一年を思い出し、新しい一年に思いをはせます。この一年、私は少しでも進歩したかしら? 何ができるようになったかしらと。
大変なこともたくさんあるのは誰も同じ。だから、大変なときにどう振る舞ったか。それが後々の自分に返ってくるのだとしみじみ思った一年でした。苦労を苦労で終わらせるか、苦労だって楽しめるか。
人生に手を抜かないでいたいと言う思いは、結局、いつも作品につながっていく。書く曲に自分が全て表れるから、作品は私の血肉を分けた子どものようでもあります。
でも、書いた端からその曲は、そのときの思いになっていく。だから、私はまた、今現在の思いを紡いでいこうとする...。それが、次の作品を生み出すエネルギーにもなるのです。そして、過去の曲は演奏することで新たな命を得て育っていくから、それもまた、大切なこと。
今回は、いつも一緒のウッドベースの高尾幸宏さん、コーラスの須見邦子さんに加えて、ジャズのプレイヤーでバイオリンとギターを自在に操る小塚泰さんが加わることで、曲の違う側面にスポットを充てることができました。
3人で4つの楽器を組み合わせてプログラミングすると、とてもカラフルな音作りができて嬉しいのと、なにしろ手だれのお二人と演奏すると学ぶことが多くてめちゃめちゃ楽しい! 当たり前ですが、みんなが、お互いをとてもよく聴きあっているので、ストレスがないのも嬉しい。音だけで気持ちが通じてこそ、のアンサンブルです。思わず、ツイッターでこんな風につぶやいてしまいました!
- 小塚さんを見て気づいたこと。ギター(ジャズテイストがステキ!)とバイオリンができるということは、コードはもちろんのこと、リズムがバリバリな訳で、普通のバイオリニストにはなかなか望めないノリとフレーズのセンスがあるんですね。どっちを弾いてもナイス!
- で、サビでウッドベース(クラシックではコントラバスといいますね)がすごいアドリブに行ってしまうと、もう、何というか、ピアノもバイオリンも熱くなっていくわけですが、ベースにあおられるって、とってもスリリング☆
また、『リンダキューブ』という、桝田省治さんの名作ゲームの中で書いた、「約束の虹」というスキャットのみの美しい曲に新たに詞をつけて、くーこさんと歌うという、ステキな案が! 幸せで温かなイメージがクリスマスにぴったりの曲なので、ゲームファンにも喜んでもらえるように仕上げようとがんばっています。
年末進行の諸々をすませたので気分もスッキリ、今年最後のコンサート、がんばります! 23日、こちらで残席をお確かめの上お越し下さいね。
それから、「レッスンの友」1月号の見本が届きました。「ピアノと子育て両立できる?」の特集、気合いを入れて書いたのでご覧くださいね!
それではお元気で!