朝ホテルで目覚めたら、体中がメリメリ。久々の激しい肩こりに驚き、腰湯をして肩を揉んでもらってから電気文化会館へ。追い討ちをかけるように、タクシーの中で今日の名古屋は36度だと聞いてくら~っ。
でも、楽屋入りするとすっかり元気な私です。
名古屋公演は満席の上に、4カ所のうち唯一大人券より子ども券の方が売れていて、始まる前からとても賑やか。今回も、コンサートのマナー教育をしつつ進行しました。これは、子ども達の未来のためにも一貫して続けていきたいことです。音楽を楽しむには、静かに聴くこと。このフェスティバルから、本当の音楽ファン、ピアノファン、音楽家の卵達が育ってくれたらと、今回もがんばってきました。
ピアノランドコーナーの目玉はピアノランド4巻の「きょうりゅう組曲」。その1曲目の終わりに、小原さんが"きょうりゅうくん"になりきって、うえ~んと泣いたのが大ウケ。爆笑レッスンの「小原くん」の自然過ぎる演技といい、ほとんど地でいっているとしか思えない!でも、これが音楽を表現する上でも実は大切なことなのですね。「なりきる」ということが。
今回は、一緒にいろんな曲の世界に浸ってなりきって楽しんできました。
クラシックコーナーでは、ショパンのノクターン9番、、別れの曲を演奏していただきうっとり。そのあとに、フェスティバルのために書き下ろした新曲、演奏会用連弾曲を演奏。会場のみなさまからあたたかい拍手をいただき、好評でよかった! 感想では、情熱的、カッコイイ、激しい恋を連想、弾いてみたい、難しくて弾けなさそう(笑)などなど。各地での反響が楽しみです。
今日の公演で重大発表をしました! 来年はピアノランド発刊20周年です。そこで、来年は録音審査を経て、全国各地で公開レッスンをして、その中からフェスティバルで小原さんや私と連弾する子どもを選んでステージに登場してもらうことに! 詳細は、要項を作ってからお知らせしますが、来年のステージを目指して、ぜひたくさんの子ども達に応募してもらいたいと思います。今年のステージを見て、来年の自分の成長の糧にしてくださいね!
来年の開催地は、今年の4カ所に加えて、今のところ倉敷を予定しています。その他の地域でも、ピアノの先生方が地元のホールの紹介やお手伝いをして頂ければ、小原孝さんと足を運びたいと思います。20周年ですから! ご希望の地域がありましたら早めにご相談ください。現在、来年のホールを押さえて日程調整中です。ピアノランドをレッスン中の生徒さんがいらっしゃる先生方、ぜひ応募をおすすめくださいね!
それから、4日の西宮、5日熊本、6日東京公演は今のところ当日券もありますが、念のため電話予約してお出かけください。20周年のオーディションに興味のある方も、ぜひいらしてくださいね!
今日のサイン会では、『樹原家の子育て』(角川書店)にたくさんサインできて幸せでした。悲しい事件の多いこの頃、この本が少しでも役立てば嬉しいです。子育てに悩む人の役に立てますように...。
それでは、明日西宮に行ってきます! みなさんもお元気で!