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温かさについ油断してしまうのですが、まだまだ寒いですね...
コードは、知識だけあっても使えない。感性、感覚を目覚めさせるという根本的なところからスタートするべきだと考え、一見まわり道に見えるやり方ですが、実は一番の近道なのだと、毎回手書きのプリントを作ってがんばってきました。今回自分でそのカリキュラムを行なって、大変大きな手応えを感じ、本当にこれで良い結果が出る!と、確信することができました。一足先に各地で始まったクラスのみんなと一緒に、しっかり取り組んでいこうと思います!
コード勉強会のあと、FM熊本で打ち合わせ、そして熊本現代美術館でコンサートの打ち合わせをしてきました。
偶然にも3月15日に予定している勉強会の前日に、熊本現代美術館でのロビーコンサート"ミュージックウェーブ"の出演依頼をいただき、二つ返事でお引き受けしたのです。故郷でも音楽活動をしようと勉強会日程を決めたとたんに舞い込んだお話で、なんだかびっくりしました。
熊本にお住まいのみなさん、3月14日(日)午後2時から1時間、親子で楽しむピアノと歌のコンサート(無料)、どうぞお楽しみくださいね!
http://www.camk.or.jp/event/fridayjam/
24日は、3月3日のひな祭ライブの最後のリハーサル。編成を変えた曲、久しぶりの曲を中心に確認しましたが、今回はなんと6曲も歌に専念できるのでとても嬉しい! ピアノを弾きながら歌いたい曲ももちろん多いのですが、立って歌うことで歌詞の伝わり方が違う曲もあって、新鮮な感覚です。
「ライブの度にはじめてのお客様が増え、そして次も足を運んでもらえるようになったのはよかった。でも、しょっちゅうやってないとね、聴きたくてもチャンスがなくっちゃ聴きに行けないんだよ」とある方にいわれて納得。今年は、いろんなライブを計画することにしました。生で伝えるのに勝る伝え方はない、と思うから、スケジュールはタイトでもがんばろう!
で、自分の本番前ではありますが、思い立って生の舞台を見てきました。昨年見逃してしまったので、なんとか再演を見たいと思っていた「モリー先生との火曜日」。ALSという難病の先生から毎週火曜日に人生についての講義を受ける、という実話をもとにした感動的な音楽劇で、小原孝さんが音楽監督。客席では、モリー先生の言葉に多くの人が自分の人生を振り返り、重ね合わせて、静かな感動が広がっていきました。そのラストに、小原さんとのユニット"hara hara 倶楽部"のCDにいれた「星になって」が歌われ、まるでこの物語のために作られた曲のようにぴったりで、本当に驚きました。
こうして小原さんも、ピアニストの枠に入りきれない活動を続けていらして、本当にステキです。いいお仕事を続けていくためのたくさんの努力を惜しまないからこそ、結果がついてくるんですね。行ってよかった! 勉強にもなりました。
それでは、みなさんお元気で!