樹原涼子 ようこそピアノランドへ!

 
 
 

発表会の曲発掘セミナー、快調です!

 1月20日、名古屋でペダルの奏法を解説しつつ、17、8曲の発表会おすすめ曲をレクチャーしてきました。2時間に入りきれるか心配しましたが、2時間ぴったりで終了。本番での時間は、体内時計が働くんですね。
 北欧の作曲家シサスクの珍しい曲や(残念ながら絶版になっているのですが)、私の姉弟子、斎藤友子さんのバッハをジャズ風に編曲したBack to Bach (音楽之友社ーオンデマンド)など、素晴らしい作品でありながら日の目を見ない曲にもスポットを当て、よいものを残していくのはピアノを教える私たちみんなの責任でもあることをお話してきました。
 その他、邦人の優れた作品もたくさん紹介して、ピアノの魅力、ペダルの魅力をふんだんに感じていただけたのでは。発表会の選曲があまりにもワンパターンになりがちな人が多いと聞いて、楽譜係の方と企画した連続セミナー。『ワニ君のキーボード』小原孝さんの『ジブリ in クラシック』はじめ、いろいろな楽譜が売り切れになったそうです。よい曲、よい楽譜を紹介できて、音楽文化に少しは貢献できたようで嬉しい!
 次回(3月10日)は、作曲家やパートナーと対話できる、発表会のおススメ曲を紹介します。帰りの新幹線で、たくさんの連弾曲の楽譜に目を通しながら、ピアノなしでの譜読みの醍醐味を味わってきました。ピアノって、ほんとに楽しい!!

 そうこうしているうちに、1月26日から、3月3日のひな祭りライブのチケットが発売されます。つい先日クリスマスだったのに、月日の流れは容赦なく...。
 昨年のひな祭りライブは、絵本作家で作詞家の垣内磯子さんをトークゲストにお迎えしたのが大好評だったので、今年もステキなゲストをお招きしようと口説いたのは、テレビ、映画のプロデューサー澁谷利秀さん。故久世光彦さんの会社からのれん分けして独立、向田邦子さんの作品をはじめ、とてもユニークな番組をたくさん作っている方です。私にも2曲詞を書いていただいて、大切に歌ってきました。
 ものを作る作業は、身を切るような大変さと隣り合わせ。当日は、演出家、プロデューサーとしての経験を通じて、どんなことを感じたり考えたりしているのか、伺ってみたいことがいっぱいあります。
 私自身が変わっていける刺激をいただきたいと、わくわくしています。ゲストトークのコーナーもお楽しみに! 

 それでは、寒いときこそストレッチです。体も心も、ストレッチでいきましょう!
お元気で!

2010年01月24日 樹原涼子
ピアノランドフェスティバル ピアノランドメイト入会のご案内


〔CD〕樹原涼子ピアノ曲集「こころの小箱」(2枚組)
〔CD〕樹原涼子ピアノ曲集「こころの小箱」(2枚組)
ピアノ曲集「やさしいまなざし」
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〔CD〕風はどこから
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ピアノ曲集「夢の中の夢」
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ピアノ連弾のための「ラプソディ第1番」
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ピアノ曲集 こころの小箱
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樹原家の子育て ―ピアノランドと笑顔の毎日―
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