DVD「ピアノランドマスターコース」第2期を受講して

DVD「ピアノランドマスターコース」第2期を受講して

 マスターコースを受講しようと思ったのは、自分には音楽の基礎力がないと感じ、以前から、導入からピアノの教え方を生徒さんの指導はもちろんの事、自分自身の為にも勉強したいと思っていたからでした。

 DVDを受講してまず良かった事は、不確かになったり、疑問が出た時に何回も見直す事が出来るという点です。見直してみると、以前見たはずなのに「あー、そうか」と思うことが度々あり、復習する事の大切さを感じます。そして、1回目に見た時よりも、回を重ねる毎に内容が良く理解出来、ピアノランドの素晴らしさを実感出来ました。

 「受講生のみなさんへ」のプリントはその回の大事な点がまとめられていて、いつも赤線を引きながら読み、後から復習する時の大事な助けとなっています。

 次に、プレ・ピアノランドの中で印象的なのは音の減衰を聴く事です。「ひびきちゃんと言うキャラクターのかわいい絵で実に的確に表されていて納得です。生徒さんも真剣に聴いてくれます。これが、レガート、その他のアーティキュレーション、多声部を演奏する上でとても大切な事ですね。 
 カノンもパートの先行を変えて練習するのが多声部を聴く勉強に役立ち、以前よりバッハ等の多声部が良く聴けるようになった気がします。

 「ピアノランドの中で連弾は特に勉強になりました。今までは自分のパートをただ、相手と一緒に弾いているだけで、自分と相手のパートを聴いてハモらせると言う事をしていませんでした。そして、ハモらせると、とても楽しいと言う事がわかりました。でも、まだ相手と影響しあって演奏するにはいたっていないので、ピアノランドの連弾の勉強会が出来たら是非、受講したいです。

 次に、リズムについてですが、DVDを見てミュージックデータにぴったりに合わせる意識が甘い事がわかりました。これも練習を続けます。
 2拍3連等のリズムも以前は、算数的に考えてなんとなく弾いていましたが、リズムトレーニングの回で身体で感じる事ができました。3拍4連の指のダンスも引き続き練習を続けます。5拍子、7拍子の曲も私自身、全く弾いた事がなく、ミュージックデータがあるので勉強の助けとなりました。

 ピアノを演奏するテクニックは、私はあまり習って来ていなく、本等で勉強しても自信を持って教える事が出来ていませんでした。アームタッチ、ハンドタッチ、フィンガータッチの3つの基本のタッチを学び、以前よりも自信を持って指導出来るようになりました。

 “聴きとり術”では、それまで考えた事がなかった、第何音か、そのコードらしく演奏するという事、生徒さんにそのコードとわかるように、自分の演奏を録画して練習を続けます。
 『ピアノランド スケール・モード・アルペジオ』では、ただの指練習ではなくスケールの仕組みを学び、次の音への音程を感じる事、ハもらせる、音が近づく離れる、カデンツも美しく等、学んだ事が全ての曲に応用出来る事がわかりました。モードを学んだおかげで、生徒さんが持ってきたポピュラー音楽にモードが使われているのがわかり、理解して教える事が出来、嬉しかったです。

 「ピアノランドを学んだおかげで、私の音楽人生は一回りも二回りも成長する事が出来たと思います。とても嬉しいです。まだまだ、勉強の道半ばですが、これからも、いろいろな勉強会やDVDで勉強を続けて行きたいと思います。そして、学んだ音楽の、楽しさ、喜び、素晴らしさを生徒さんにも伝えて行ければと思います。ありがとうございます。

(E.T)

DVD「ピアノランドマスターコース」第1期を受講して

☆自分の変化

・音の役割など何も考えず、楽譜に書いてある音をただ弾いていました。まだ、時間はかかりますが、役割を考えながら弾いたり、聴けるようになりました。
・リズム、テンポに自信がなく、苦手意識が強かったのですが、トレーニングの仕方がわかってから、苦手意識がなくなりました。
・自分の身体の感覚を意識しながら弾くようになりました。

☆生徒の変化
・聴きとり術で「どんな感じ?」と聞くと「わかんない…」という生徒。「わからなかったんだね!いいよ!」「先生は〇〇な感じで弾いたよ」というレッスンが続きました。
Csus4の聴きとりをした日、「どんな感じ?」「ふわふわした感じ」と…その時、ふっと思いました。正しい答えなどないのに、正しい答えがわからないから、わかんない…と答えていただのではないだろうか?感じ方は人それぞれ違っていてあたりまえ。間違いなどない! と思うのですが、◯✖️だけの考え方しか出来ないと、答えられないのかもしれないと思いました。
・正しい練習の仕方をすれば、弾けるようになることがわかり、生徒達は練習が好きになりました。

☆役立ったこと
・ピアノランドの勉強をすることによって、1人1人を注意深く観察して、何が必要であるかを考えられるようになりました。

「アゴーギクは、テンポを変化させてみせる技術。音楽的にテンポをコントロールして大切な音に時間をかけること。」今回のDVD受講の中で一番印象に残った言葉です。

 感覚的なことを伝えるのはとても難しいことなのに、樹原先生は、わかるまでわかりやすく伝えるのをあきらめないで下さりました。 
 ピアノランドのおかげで、ピアノが楽しくなり、レッスンが楽しくなりました。 
 ありがとうございました。
 
 私の大好きな言葉〝はじめから音楽を〟

(H.M)

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