倉敷公演❤️ 樹原涼子を弾きたいシリーズ❤️ 宮谷理香さんをお迎えして

宮谷さんをお迎えして、倉敷での【《樹原涼子》を弾きたいシリーズ】終了しました!

作曲家樹原涼子の曲をピアニストに演奏していただく【《樹原涼子》を弾きたいシリーズ トーク&コンサート】。
その第1回めは、昨年4月に宮谷理香さんをゲストにカワイ表参道で開催して大好評をいただきました。そしてこの秋、アンコール公演として、倉敷、大阪、熊本を回る旅の途中でこの日記を書いています。

 

まずは、10月27日の倉敷公演が終わり、初日を無事に終えた喜びと安堵感に包まれた昨夜。主催してくださった氏峰裕子さん、協力してくださったご家族、ピアノランド勉強会のみなさんに心から御礼申し上げます!

先の大雨で水浸しになった倉敷の映像が流れたときには本当にショックでした。被災された方にも聞いていいただけたらと願っていたところ、ぷちピアノランド関西の河越敦子さんが、被災した方のための招待席の寄付を呼びかけてくださって夢が実現、ご来場された皆様にとても喜んでいただくことができたのはとても嬉しいことでした。チケット代をご寄付くださった皆様に、この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

 

前半は、3冊のピアノ曲集『こころの小箱』『夢の中の夢』『やさしいまなざし』から。

 

 

ピアノの先生以外の方にとっては、初めての曲ばかりなのでどのように感じられるか少し心配していましたが、宮谷さんの情感のこもった、細やかで、なおかつダイナミックな演奏に、みなさんがじっと耳を傾けてくださっていたのが印象的でした。

心を映す三部作「笑顔」「もの想い」「鏡」は、赤ちゃんの無邪気な笑顔、大人になってから憂いを知る、そして鏡の中の自分との距離感を楽しむかのようなイメージで作曲したのですが、宮谷さんはそれぞれの曲のキャラクターを鮮やかに表現、ぐっと客席との距離が縮まりました。

つづく「バリエーション」では、1つのテーマの変化を生き生きと、「森を吹き渡る風」は正に森を吹き渡る風のように、光の三部作「星」「星の声」「光」では様々な光の表情を音楽で立体的に伝え、「やさしいまなざし」ではなんとも温かなやさしいまなざしを表現してくださって、この感動は、やはり言葉ではとても言い表せないのです。

言葉では書けないことを音楽にしているので、その音楽を言葉にするのは難しいですね。

「知らない曲ばかりだったのに楽しめました」という感想をいただいたときには、とても嬉しくなりました。
理香りん、ありがとうございました!
そしてもうひとつ、大切なことは、知っていただく機会を作らなくては、「よく知っている曲」にも、「大好きな曲」にもなることはない、ということ。まずは、一度聴いていただけた喜びと(しかも、宮谷さんの演奏で!)、そして一度聴いてくださった方の心に、何かしらふっと残っていくことを願って。

 

***

 

そして後半。

宮谷さんお得意のショパンから「小犬のワルツ」「革命のエチュード」を、そして、倉敷会場のみ、前もってリクエストをいただいていた「バラード3番」を特別に演奏していただきました。
なんて麗しく、華やかなショパン!

 

ここで、ショパン国際ピアノコンクールのお話など伺い、改めて理香りんのキャリアの素晴らしさと努力家でいらっしゃることに感激したり、また、楽曲の解釈のコツを惜しげも無く伝授してくださって感激したり。

そして、親愛なる宮谷理香に捧ぐ「巡る」を演奏されたときには、もう、会場の皆さんはすっかり、理香りんの音楽の虜になっているのでした。

 

 

そして、プログラム最後は圧巻の「花」。
これについては、大阪公演のときに、また書きたいと思います。

 

アンコールは、被災された方のために「君が笑えるように」を私の弾き語りで聴いていただきました。これは、熊本地震の後、痛めつけられた大地に容赦なく大雨が降り被害を大きくし、その後はまるで嘘のように美しく晴れて光が燦々と降り注ぐ……そんな大自然の気まぐれに手も足も出ない私たちだけれど、人間同士助け合うことならできる、歌うことならできると、「泣いてもいいよ 怒ってもいいよ 誰でも明日の運命知らず生きている 寄り添ってるよ 君を思ってる 失くしたもの探しながら 君が強くなれるときまで』……と書いた曲です。

会場のあちこちからすすり泣く声が聞こえて、歌の最後、後奏のところでは涙が溢れてきました。最後まで歌えてよかった……。辛い想いをした方々がたくさんいらしたのだと思います。

そして、『時の旅』からアンコールに「ゆらぎ」を宮谷さんと連弾いたしました。

 

 

悲しいことも、ずっと悲しいままではないかもしれない、そうなりますようにと祈りながら、宮谷さんとの連弾に心を集中させて、笑顔でお別れの挨拶をいたしました。

 

 

この演奏会の開催が決まった後に倉敷は大雨に見舞われたので、主催の氏峰さんのご苦労は並大抵のことではありませんでした。それを支え、助けてくれた音楽仲間のみなさんのおかげで、どなたかの心に音楽の明かりが灯ったのなら、本当に嬉しい。

これもひとえに、宮谷さんの素晴らしい演奏があったからこそ実現できたコンサートです。

 

宮谷さんの明るくて茶目っ気たっぷりなお人柄と、ものすごい集中力で演奏されるあの別人のような気迫、そして周りの方々への細やかな気遣いに、今回ご一緒してすっかり魅せられました。

宮谷理香ファンとして、樹原涼子作品をこのように演奏していただける機会を得た幸せを想い、ますます作曲の意欲が湧いてきました。このツアーが終わったら、また、心新たに五線紙に向かい、次の目的地へと進みます。

 

ご協力くださった多くの皆様、ピアノの調律をしてくださった藤井宏司さん、ジーンズホールの音響担当の渡辺さん、本当にありがとうございました!

また、広島、愛媛、名古屋、桑名、いろいろなところから様々なご縁によっておいでくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

終演後、主催の氏峰裕子さんと一緒に、「ジーンズホール」ホール前で。

 

 

コンサートに駆けつけてくださった、大切な友と一緒に。
左は、ピアニストの鳥越由美さん、右はピアノランド勉強会講師の栗原和子さん。

 

 

終演後、皆様とご一緒した、世にも素敵なカフェにて。

 

 

前日夜に、氏峰さんのお嬢さん栞里さんも一緒に作戦会議後、ホテルで記念撮影。

 

 

コンサートの日の朝は予報に反して晴れ!
ホテルの窓からは、瀬戸内海を船が行き来する様子が見えて、このコンサートの旅立ちを祝福してくれているようでした。

 

 

ありがとう倉敷! また、来年の2月の初めにコンサートとセミナーに伺います✨

樹原涼子
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