教えることの幸せを噛みしめた 第24回「楽しい音楽会」 龍野マリエさん、ありがとう!

9月23日、門下の「楽しい音楽会第24回」を開催しました。
前半はピアノランドスクールの子供から大人まで、後半はマスターコス、コード塾卒業生でレッスンに通うプロの方達の演奏、ゲストにヴァイオリニストの龍野マリエさんを迎えて、本当に正真正銘の「楽しい音楽会」となりました。出演された皆様、おいでくださった皆様、本当にありがとうございました!興奮しているうちに書きたかったのですが、ピアノランドメイトの入稿日直前で、昨日までかかりっきりだったので遅くなってしまいました。

ゲスト演奏の後、講師陣に拍手で迎えられる龍野マリエさん。

 

3歳から80代まで、皆それぞれに真剣に音楽に向かい合った1日。
出演者の皆さんが本当に美しい音でベーゼンドルファーを奏でていたのがとても嬉しい。

たった一音の響きにこんなに耳を傾けたことはなかったと、お客様から感想をいただきました。

子供達や音大生、親御さんの出演者は、ピアノランド、自作曲、樹原孝之介の『ピアノびっくり箱』、クラシックコーナー、そして歌も。マスターコースやコード塾卒業生の皆さんは、樹原涼子作品、グルダ、バッハ等、思い思いの選曲で。本番を迎えるまではきっとドキドキしていたはずですが、みな、いい意味での緊張感に包まれながら、力みのない自然な音で、よく聴いて反応していたと思います。
9月になって初めてピアノデビューした子供の瑞々しい音、当日初合わせの6手連弾(70歳差の二人に挟まれて孝之介先生も奮闘)、マスターコース卒業生2組が演奏したそれぞれに魅力的な「ラプソディ第1番」はじめ、ソロの演奏も入魂の1曲がつづきました。

会場のベーゼンドルファーは特に素晴らしい楽器でレコーディングでも使っていますが、そういう楽器を、調律したてのパーフェクトな状態でみんなに演奏してもらうことも、一つの目的です。
共演したマリエさんもびっくりするほどの、いいピアノ、いいホール🎵

 

そして、ゲストコーナーの前に私がお客様に伝えたのは、龍野マリエさんをゲストに選んだ理由です。これは、web日記にも書いておこうと思います。

ピアノの人に多いのですが、
間違えないで弾こうと思うと、間違いなく、つまらない演奏になります。
目標が間違えないことになってしまうと、当然かもしれません。
緊張で体が硬くなると音も伸びない、音楽が歌わなくなります。
そんなことよりも、もっと大切なのは「音楽そのものを伝えようとすること」ではありませんか?
自意識を捨てて音楽に集中することで、結果的にミスも減ります。
音楽の素晴らしさを伝えたい。
それを第一に考えることで、「自分」の都合よりも「音楽」に集中できますね。
音楽のしもべになれば、心も身体もテクニックも、全てが音楽に奉仕するモードになるのです。
そこには、嫌な緊張もプレッシャーもありません。

「のびのびと、心から音楽を歌ってほしい!」と、そのことを伝えるために、今回、龍野マリエさんをお招きしました。
マリエさんの熱く、激しく、切なく、優しく、甘く歌う様々な音色。
一瞬で劇的に変化していく音色と表情を目の当たりにして、観客席のみなさんに、私の言いたいことがまっすぐに伝わったようです。マリエさん、どうもありがとう!
マリエさんの集中している時の真剣さと音楽で観客とのコミュニケーションする力。
そして、演奏直後のはじける笑顔✨ その落差も素敵です。

演奏していただいたのは、ジョン・ウィリアムズの「シンドラーのリスト」、私の作品で「フェアリーワルツ」、孝之介の「虹」、モンティの「チャルダッシュ」、アンコールは『ピアノびっくり箱』から孝之介編曲の「のばら」。客席では、感激で涙ぐむ方も多かったようで、実は私も、いつもゲスト演奏の伴奏をするのですが、今回は全て孝之介に任せて(同年代の感性での演奏がきっといいと思いましたし、実際そうでした!)、客席でうるうるしてしまいました。

お聴きになった方はもちろん、興味を持ってくださった皆様、龍野マリエさんのコンサートに、きっと、足を運んでくださいね!

 

 

 

今回感心したのは、マリエさんが出演者のリハーサルから熱心に見ていらしたこと。「子供たちがあんな演奏するなんて~。田仲さん(80代の男性)の演奏も素敵~! 歌もいい声で、もう、泣いちゃって、マスカラが取れちゃった。絶対本番も見たい!」と、ヴァイオリンを担いで演奏を聴いてくれていたことです。

最後に、演奏家として、どんな風になっていきたいかを尋ねたところ、
「世界中、宇宙にも広がっていくような、宇宙人がいれば宇宙人にも届くような演奏がしたい」と、どこまでも夢はでっかく広がっていくのですね!

一人ひとりの演奏を思い出しながら、音楽三昧の幸せな1日に感謝。
ピアノランドスクールの講師、マスターコースの代々のアシスタントやスタッフにも感謝。そして、子供達の保護者の皆様、一緒に成長を見守ることができて本当に幸せです!
第2部の出演者のご家族の皆様も、今日まで皆を支えてくださってありがとうございました。
来年も、また今年よりも進化したみんなに会えることを楽しみに、私も1年間精進します。

 

 

プロのカメラマンの写真は少し先なので、集合写真も手元になく、何枚か出演者にいただいたものを使わせていただきました。龍野マリエさんのお顔がわかる、リハーサルでの伴奏合わせの写真を。

 

 

樹原涼子
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