《樹原涼子》を弾きたい シリーズ トーク&コンサート 第1回ゲスト宮谷理香 お聴きください❗️

友人へ宛てて書いた手紙を、日記に転載します。

音楽について考えていることを正確に文字に表そうとするととても難しいのですが、今回のコンサートにどんな意味があるのかを伝えようと心を砕きました。

「《樹原涼子》を弾きたい」シリーズは、私の念願の企画です。

4月27日(木)、宮谷理香さんが「弾きたい」樹原涼子作品を、たっぷりお聴きくださいね!

 

 桜が待ち遠しい季節となりました。
いかがお過ごしでいらっしゃいますか?

故郷熊本では、実家の屋根の工事が地震から9ヶ月経ってやっと1月に終わり、
ブルーシートが取れました。熊本城の復旧には20年必要とのことで、人の手のかかることはAIには代われないとつくづく思います。

私も、人間ならではの仕事をせっせとしなくてはと、ピアノ曲をコツコツと書き続けております。この地味な仕事も塵も積もれば山となりまして、『こころの小箱』
『夢の中の夢』『やさしいまなざし』という3冊の楽譜となり、音楽之友社から出版されております。今夏も出版を目指して、現在作曲中です。
そんな中、嬉しいことにヨーロッパの古典やロマン派の作品ばかりが演奏される日本において、樹原涼子作品を気に入って積極的に取り組んでくださるピアニストが少しずつ現れ始めました。

4月27日に《樹原涼子》を弾きたい シリーズ トーク&コンサートという企画が、音楽之友社の協力を得て、カワイ表参道でスタート、ショパンコンクール5位に入賞された宮谷理香さんが第一回目のゲストとして登場してくださいます。
「ピアノ作品を極めたい」私と、「意味のある厳選された音を弾きたい」(有り難いことです)宮谷さんが意気投合した企画です。
目玉となる「やさしいまなざし」という作品は、病気の母の食事を手伝うときのやさしい父の眼差しに感動して書いたもので、宮谷さんが大好きだと選んでくれました。
平日の午前中という時間です。終了後は、気持ちの良い表参道を散策、ランチでも、というご予定で、演奏を楽しんでいただけたら幸いです。一般の方に向けたトーク&コンサートで、チラシにはありませんが、宮谷さんのショパンももちろん、その他もお聴きいただけます。どうぞ、お誘い合わせの上、お出かけくださいませ。

現在の私の研究テーマの一つは、日本人がヨーロッパ音楽を学び演奏してきたこれまでの歴史を振り返り、果たしてそれだけでよいのか? 日本から発信していくことがどんなに大切なことか、今何をすべきか……ということです。
地球が狭くなった今だからこそ、日本からの作品を海外に届けることが大切なのではないかと、伊福部昭、武満徹に続くような存在が待たれているのではないかと思います。巨匠と比べるべくもありませんが、私は、ピアノ作品の分野で、ただひたすら、書き続けていきたいと思っています。今回は、歌やバンドではなく、もう一つの活動分野をご覧いただければ幸いです。

2017年3月吉日

樹原涼子

 

ご連絡、お申し込みは、樹原涼子スタジオまでよろしくお願いいたします。
(Tel 03-5742-7542  mail info1@pianoland.co.jp)

 

音楽家が掲げる目標というのは、生きているうちには達成できないような種類のものかもしれませんが、それでも、続けていかなければその先はありません。

涼しい笑顔でものすごいスケジュールをこなしながら、自分の音楽を深める努力を当たり前のように続け、音楽の新たな切り口や企画をいつも考え続け……そんな宮谷さんを見習って、私もますます頑張ろうと思います。

 
《樹原涼子》を弾きたいシリーズ トーク&コンサート 第1回 宮谷理香

樹原涼子
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