HARA HARA 倶楽部 震災支援コンサート

HARA HARA 倶楽部 震災支援コンサート

4月29日、恵比寿アートカフェ・フレンズにて、小原孝さんとのユニット“HARA HARA 倶楽部”の6回目の震災支援コンサートを開催しました。

すぐに日記をアップしようと思いながら、本番の2週間前に起こった熊本地震の揺れが未だにおさまらないまま、あっという間にコンサートから1週間経ってしまいました。

子どもの頃から過ごした故郷の見慣れた熊本城や、ピアノランドフェスティバルを開催した想い出深い益城町の変わり果てた様子に、東京にいても、私の心も故郷で被災したのだと思い至りました。

少しずつ、熊本のピアノランドメイトのみなさんの様子を伺って、私に何ができるかと考えつづけています。

 

 

小原孝さん*マリエリカ*くりーむぱんだ全員の気持ちが1つとなった支援コンサートは本当に素晴らしく、故郷が被災した立場としてもとても有り難い気持ちになりました。

そして何より、ご来場いただいた皆様、気仙沼、熊本、大分に寄付(当日以外にも書留や振り込み等)をいただいた皆様に、感謝の気持ちでいっぱいです。

支援金については改めますが、今日はコンサートの様子だけでもレポートいたします。

 

 

 

まずは、“HARA HARA 倶楽部”の3枚のCD、「おいしい時間」「光る星があったから」「風はどこから」から、1曲ずつ。

今回は昼の部のみ1回公演。明るく元気にスタート♪

 

 

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出演者全員のサイン入り、小原さんの手書きのプログラムです。

 

 

4:29プログラム

 

 

 

ヴィオラとピアノの姉妹デュオ*マリエリカ*は支援コンサート1回目から毎回出演、今では何枚もアルバムをリリース、ANAの機内番組の音楽も担当、すっかり大人のステージで客席を魅了。

さらに、熊本地震の支援コンサートを5月6日、6月11日にも開催とのことで、若いアーティストが頑張ってくれるのは頼もしい限りです。

前半最後は小原さんの「弾き語りフォーユー」のコーナー。

『弾き語りフォーユーpresents~アルハンブラの想い出』から、はいだしょうこさんが歌われている「六月しとしと涙雨」を小原さんが弾き語りで披露、作詞された垣内磯子さんも客席から熱い拍手をされていました。

「道標」では、涙がこぼれたとアンケートに綴る方も。

このコーナーはいつも会場がNHKのスタジオになったかのようで、いつもワクワク、会場が引き込まれていきます。

 

 

 

第2部出演の“くりーむぱんだ”も、毎年支援コンサートに出演。

ボーカル浦川光一くん、ギターとトランペットを関谷祐人くん、次男樹原孝之介がピアノ、いつもベースを弾いている小原門下の弟弟子細貝柊くんは今回サックスで出演! ドラムス古谷龍一くん、ベース池下聡一郎くんと、6人編成で熱いサウンドを披露してくれました。

くりーむぱんだは、この日全員で歌うことになった新曲「虹」のCDを地震直後にレコーディング、当日は40枚の売り上げ全額を寄付、さらに配信での売り上げからも寄付してくれるとのこと。ありがとう!

 

 

つづいて、樹原涼子のコーナー。

故郷を思い、父に贈ったピアノ曲「やさしいまなざし」、懐かしい「子供達へのバラード」を弾き語りで、ごきげんバンドのくーこ、こと須見邦子さんをゲストに「愛する者達よ」を演奏しました。

「愛する者達よ」をピアノだけでふたりで歌うのは初めてでしたが、今回の状況にぴったりの歌詞で、くーこさんと熱唱。歌ってよかった♪

 

 

途中、今回の寄付先である「すがとよ酒店」の菅原文子さんから、震災時のお話と皆様への感謝、そして、熊本への応援メッセージもいただきました。

気仙沼のミニホールにピアノが設置されて、小原さんをお招きして地元の方に喜んでいただきたいという願いが、今年中には叶いそうです。

 

 

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HARA HARA 倶楽部で「あなたにありがとう」「はじまりの歌」、出演者全員でくりぱんの「虹」を演奏、アンコールに「願い〜震災を乗り越えて〜」を演奏しました。

 

 

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終わってみればたった2時間少々のコンサートではありますが、今回の準備はいつにも増して大変でした。

沢山の方のご協力により大成功となり、本当にありがとうございました!

アンケートには、「全員で歌った“虹”良かったです。よし、明日からも頑張ろうと思いました」「家に帰りたくないほど楽しかった」「やっぱり音楽っていいな」等々、幅広い年代の皆様の声をいただきました。

 

 

今回お預かりした寄付は、気仙沼のミニホールへの寄付、熊本と大分地震への寄付に半分ずつ活用させていただきます。

これまでの楽器支援活動で「何に使われたのかが明確になるのが嬉しい」との声をいただいていますので、今回の熊本大分への寄付先についてもしっかりと調べ、考えていきます。

また、冬の間も続けていた支援活動も合わせて、“時々日記”でご報告いたします。

 

 

ありがとうございました♪

 

 

震災支援2016

樹原涼子
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