ピアノランドフェスティバル東京、ありがとうございました!
2,015年8月21日、渋谷のさくらホールはおかげ様で沢山のお客様でいっぱい。
ピアノランドフェスティバルvol.16のフィナーレは、とても賑やかに楽しく終えることができました。
ご来場のみなさま、応援、ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
そして、名古屋、西宮、熊本にお越しいただいたみなさまにも、心から御礼申し上げます。
今日は、スタッフが2階席から写真を撮ることができたので、フェスティバルの様子を写真でお届けします。
第1部 ♪ピアノランド人気曲パレードでは、会場の子ども達も一緒に歌ってくれました。
1巻の「どどどど どーなつ」から最後は5巻のソナチネまで、沢山の連弾やソロを楽しみました。
♪樹原先生と小原くんの爆笑レッスンは、絶対にやめられない人気コーナーに。
1年間かけて1曲練習して来た、小学校1年生の“小原くん”の演奏は……!
♪恒例の“ピアニスト体操”の前に、なんと熊本生まれの私を応援に来てくれました♪
くまモンのキレッキレのリズム感で「くまモン体操」、会場のみなさんもびっくり!
一緒に踊った私はクタクタに(笑)。
♪ピアニスト体操も、くまモンが一緒で、子ども達も大喜び。
みんな揃って、きれいにご挨拶。脱力体操を応用して、背中を伸ばしてできたかな?
♪小原孝さんのソロコーナーでは、ついさっきまで大騒ぎだった子ども達が静かに聴き入ってくれて感動しました!
音楽の力、小原さんの演奏は、本当に素晴らしい!
(写真は、ピアノランドのソロ曲を弾いているとき)
第2部は、録音応募プロジェクト、公開レッスンを経て出演した子ども達の演奏です。
まずは作曲コーナーで4人の子ども達が登場。
小川栞璃さん(小2)は、黒鍵だけを使ったとても愛らしい曲「いえのにわに すずめがいるよ」を演奏。本当に雀が庭に来て嬉しかったことを曲にしたそうで、表現の原点を見るようでした。
山岡歩くん(小2)は、和音とグリッサンドを使った印象的な曲「ちきゅうとどせい」。最後にペダルを踏んで響かせた和音は宇宙に溶けていくようで、その響きが消えるまで会場中が耳を傾け集中しました。
佐久間由菜さん(小6)は、「消えゆく星々」。拍子が度々変わるのもごく自然な成り行き、独特なメロディは自然にたゆたい、耳に心に残ります。
神原あさひさん(小4)は、「おにごっこ」。本当に目の前で鬼ごっこが繰り広げられているような生き生きとした音楽と演奏で、はじけるような楽しさを表現しました。
そして、連弾部門では2人が選ばれました。
根本陽生くん(小5)は、「にげだせロック」を小原さんとノリノリで演奏。上手に弾けて、とても嬉しそうでした! こんな笑顔が見たくて、ピアノランドフェスティバルをやっているのだわと、私も嬉しくなりました。
足立菜々美さん(小6)は、「Little Fantasy」を私と連弾。歌心溢れる、とても集中力のある演奏でした。音符を弾くのではなく、正に音楽を演奏しているという感じ。
6人の一生懸命な演奏に、会場から大きな拍手が贈られました。本当に、出演おめでとう!
♪樹原孝之介編曲の『ふたりで弾こう! ピアノびっくり箱』から師弟連弾で、「さくら」「ジングルベル」を2タイプのアレンジで。
同じメロディがリハーモナイズで大変身する様子に子ども達も聴きいっていました。
♪樹原涼子のコーナーでは、『耳を開く 聴きとり術 コード編』からコードをいくつか味わってもらい、会場のみなさんに根音を歌ってもらいました。ハーモニーを支える感覚、コードによる違いを感じてもらうことができてよかった!
そして、この本から生まれた、書き下ろしの新曲を演奏。来年には本が完成するよう、頑張らなくては!
♪『ラプソディ第1番』の連弾は、ツアーの最後、コンサートの最後の曲とあってとても集中しました。
小原さんとの掛け合いもとても楽しく、連弾の醍醐味を感じて頂けたらと願って演奏しました。
熱烈な拍手に応えて、小原さんのアンコールは「子猫と小犬のワルツ」、『ピアノびっくり箱』からは「別れの曲」。
お別れは、“HARA HARA 倶楽部”の「願い〜震災を乗り越えて〜」。
お世話になった、ボランティアスタッフのみなさんと、片付けを終えてパチリ。
本当に、各地でピアノランドメイト会員のみなさんにお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです!
こうして、長かったピアノランドフェスティバルの夏が終わり、明日からはなんと!三日間ピアノランド合宿です(笑)。
東京のフェスティバルの様子は、ムジカノーヴァに詳しくレポートが出ますので、プロの文章と写真でお楽しみいただければ幸いです。
来年の25周年も、録音応募プロジェクトを開催する予定です。
出演はかなわなかったけれど、頑張った子ども達も沢山会場に来てフェスティバルを楽しんでくれました。
ピアノを楽しみ、ピアノの音色に心癒され、ピアノを心の友としていけるような子ども達を育てていくために、そして、クリエイティブな力を持った子ども達を育てていくために、みなさんと力を合わせて歩いていきたいと思います。
最後に、ピアノランドフェスティバルを支え、応援していただいた音楽之友社、楽器店関係のみなさまにも心より御礼申し上げます。
それから、ピアノランドメイト事務局のスタッフ一同にも、心からの感謝を!
みなさま、ありがとうございました!