いきなり冬支度になってしまいましたね。
お元気ですか?
今年の“樹原涼子とごきげんバンドのクリスマス”は12月23日、ハーモニーホール。チケットの発売もスタートしました。とびきりあったかいクリスマスコンサートをお届けします。ぜひ聴きにいらしてくださいね!
このところ、新しい仕事の打合せやら以前からお会いしたかった人と食事をしたりと、“人と会うサイクル”に入っているようです。連日楽しく勉強になり、刺激になり、インプットとアウトプットのバランスもとれて嬉しい!
11月10日は国立音楽大学のピアノ科の中にあるピアノ教育クラスで、ピアノランドメソッドの講義の前編。試験で選ばれた30名ほどの学生たちのためのカリキュラムの一環で、秋に特別講義を持つようになって、もう4年目です。
ピアノランドメソッド全体の成り立ちと内容を説明して、二段階導入法のピアニスト体操をいくつか、そして私とひとりずつピアノランドの曲を連弾していくという授業内容。全体におとなしい学生さんが多くて、もっともっと自分を出して主役らしい演奏をするようアドバイスしましたが、来週の後編の授業で手応えがあると嬉しいなと思います。
音楽は無難にこなすものではなくて、感動を伝えるもの。『ピアノランド』が曲集教材と銘打っているのは、子どもたちに演奏会で弾けるようなステキな曲でピアノを学んでほしいからです。教える人の演奏が“熱く”ないと子どもの心は動きません。そこを伝えられるよう、がんばらなくては――。
12月には、東京ミュージック&メディアアーツ尚美のクラスにも招かれていますが、これからピアノの先生になる人達にお話ができるのは嬉しいことです!
11月13日はマスターコース11期の初日です。各地から集まってくるみなさんのプロフィールを見ながら、その熱意に応える講義を、と改めて思います。プロでありながら勉強を続ける大切さは、どの分野でも同じですね! どんな方とお会いできるのか楽しみにしつつ、今回のためのカリキュラムを練っています。
それではみなさん、お元気で!