みなさん こんにちは!
急に冷え込んできましたが、お元気ですか?
私は先週風邪をひいてしまい、木曜日のマスターコースでは鼻声での講義…土曜日はコンサートだというのに! でも、眠る時間をたっぷり確保して風邪薬を飲んだら、12日当日にはなんとか声も回復してホッとしました。心配するより、あったかくして寝るのが一番ですね。
コンサートでは、hara hara倶楽部のレパートリーも増え(CD2枚から選べるようになった!)アンコールまで入れてふたりで15曲歌いまくるというすごいプログラムでした。おまけにそれぞれのソロコーナーまであって!
何しろhara hara倶楽部にとって、作りたい、歌いたい、伝えたい必然性がある曲ばかりなので、みなさんに生で聴いていただけることが嬉しくてしかたありません。2歳〜74歳までという幅広い年代の方に楽しんでいただけたことも、家族みんなで楽しめる歌を目指す私たちにとって嬉しいことです。だんだん息もあってきて、やるたびに曲のエネルギーが増していくような気がします。
こうして、ひとつずつていねいにステージを重ねて、hara hara倶楽部の曲も大切に歌い続けていきたいと思います。
コンサート翌日は、音大でお世話になった恩師を囲む会があり、いそいそと出かけました。恩師の上品でお美しい和服姿にまず感動、もう何年も袖を通していない着物が懐かしくなり、自分が日本女性であることを思い出しました。話はピアノのことから家庭教育のあり方、政治に関心を持つこと、言うべきことを言うべきときに言う大切さについて、過ぎたことをクヨクヨしないことetc.…、本当に楽しく、心に残る一日を過ごしました。
こうして、尊敬できる先生に巡り逢い、音楽だけでなく人としての生き方まで学ぶことができる幸せを思い、同じように次の世代へ伝えていく責任を思い…、そして何よりその根底にある愛情の深さに感謝せずにはいられませんでした。前に進むことだけでなく、自分がしっかりと立っていること、まわりをよく見渡すことの大切さに改めて気づきまし
た。
さて、18日は銀座のヤマハで、楽譜集「樹原涼子“The Four Seasons”ベストセレクション」の初のレクチャーコンサート、19日は静岡で保育園の先生方への「私たちにできること」と題したソロコンサートと続きます。連日コンサートというスケジュールは初めてなので よいコンディションで迎えられるようにしなくては。
みなさんも、どうぞお風邪など召しませんように!