11月20日(水)に、未来へのパスポートを手に入れませんか?「何のためのコード分析? 分析して何になるの?」
いきなりですが、"なぞなぞ"です!
理論から入るのではなく、音楽を音楽で感じ、
その感じたもの(気持ちや雰囲気)を、よりよく理解して、表現するために、とても役に立つものな〜に?
「それは、コードネーム!」
例えば、
「わたしはうつくしいものやおいしいものがだいすきです」
と書くと読みにくいけれど、
「私は美しいものや美味しいものが大好きです」
と書くと、パッと見て意味が目に飛び込んできますね。これが、コードネームが理解と表現に役立つ理由です。
つまり、音符が平仮名とすると、コードネームは漢字のようなもの。それだけで、何を表しているのか、一目で意味がわかりますね。
ピアノを弾くときに、印刷された楽譜を、端から読んではその音符が対応する鍵盤を押さえていくのが
譜読みの作業...と思っている人が多いかもしれません。書いてある通りに弾いたら音が出て、それが結果的に和音として聴こえている...という弾き方をしていませんか?
でも、音を拾った結果として和音になるのではなく、自分が演奏していることの意味がはじめからわかったら、
自分でも弾いていて楽しい、気持ちがいいと思いませんか?
平仮名を読んでいったら、結果的に文になっていた...のでは、ロボットが音声として文字をよんでいるようなもの。
でも、はじめから漢字として言葉の意味を理解して、意味を伝えようとして音読すれば、文の内容がしっかり伝わりますよね!
つまり、平仮名ではなく、漢字を使って、音楽の意味をはじめから伝えられるように演奏しましょう!
そのためにするのが、"コード分析"なのです。なんだか、楽しそうでしょう?
もちろん、調性音楽であれば、クラシック曲もポップスも分析できます。
音楽の骨組みを調べる、その切口として、コードネームを使ってみましょう!
昔はコードネームに編見を持っている人が多くて、ピアノの先生に指導するのが大変な時代もありましたが、
コードネームは、「英語での和音の名前」というだけ。日本語には和音に固有名詞がないので、
英語圏で使われている名前をそのまま使っているだけです。クラシックの世界でも、英語圏では普通にコードネームを使っているのですから、
日本でも普通に使えたらいいなと思うのです。
AからGまでのアルファベット7つを基本にするので、とても覚えやすく、小中学校の音楽の時間にも
コードネームのテストが行なわれるようになり、ピアノの先生やピアノ愛好家のみなさんにとっても、知っていた方が便利なツールになりつつあります。
(もちろん、今やプロの演奏家にとっては、必修科目となってしまいました!)
前置きが長くなりましたが、そんな訳で、コードのしくみからスタートして、
コード分析の方法、さらには、コード分析を応用したミニレッスンまで見ていただこうというのが、このセミナーの目的なのです。
詳しくは、チラシをご覧ください。
【PDF】
11月20日、汐留ベヒシュタイン・サロンホールの
フルコンサートグランドピアノで、美しい音色を楽しみながら勉強しましょう♪