7月1日が録音応募の締め切りでしたので、久しぶりの更新です!
この春からずっと、ピアノランドフェスティバルの
一環として全国の子ども達から録音応募を募集、
連弾と作曲のカテゴリーで応募を受け付けていました。多数のお申し込み、ありがとうございました!
地域ごとに録音を聴いて子ども達へのアドバイスを書き上げて発送する作業は、大変ですがとても楽しいものでした。
なぜなら、子ども達の頑張りにエールを贈っているうちに、励まされていることに気がつきます。
そして、"才能の芽"に出逢ったときは、本当に嬉しいです。会ったこともない大勢の子ども達のために、
私ができることは何かを考えるヒントも沢山もらいました。
すでに福岡と熊本では、選ばれた子ども達の公開レッスンも終了しました。
そして、いよいよ、残る4ヵ所の公開レッスンが!
7月 6日(土)13:30〜 カワイ名古屋
7月13日(土)12:00〜 大阪 エル・おおさか(大阪府立労働センター)プチ・エル
7月23日(火)10:30〜 カワイ表参道
8月 2日(金)10:30〜 ヤマハ銀座店
現在、東京地区2ヵ所の録音審査をしています。
毎日、沢山の子ども達の演奏や、作曲を聴いていて思うことは、継続は力なり、ということです。
【向上したと思う3つの力】
過去に行なった公開レッスンツアーに比べて、子ども達のテンポ感は著しく向上しています。
連弾とミュージックデータを使う教育方法により、全体的に進化してきたことは明らかだと感じています。
また、よく響く音を持った子どもが増え、固い、伸びない音で打込むように弾く子も激減しています。
先生達が脱力や手の筋肉の使い方、タッチの使い分け等を勉強している成果が表れています。
コード勉強会、コード塾で学ぶ先生が増え、子ども達の和声感覚も向上しつつあります。
機能を感じて演奏している子どもも増えてきました。
【初の作曲部門の様子】
昨年のピアノランドフェスティバル「樹原先生と小原くんの爆笑レッスン」では、
"作曲教室"をしましたが、なんと、その日から作曲を始めた子ども達からの応募が沢山ありました。
なんて素直なんでしょう! すっかり嬉しくなってしまいました。
短いものは4小節、長いものは数ページの作品が集まり、メロディだけ、伴奏つき、歌、連弾、
楽譜中にストーリーの書き込みのあるもの等、それぞれの力に応じた作品が集まりました。
中には、コードネーム表記付きのものもあり、多分、先生が"聴きとり術コード編"を勉強しているのだわ...と、取り上げたコードオンパレードの曲も!
今回の募集が、子ども達が作曲をするきっかけとなったことに、とても感動しています。
作曲の公開レッスン、とても好評です。 どなたでも聴講できますので、ぜひ、ご覧になってくださいね! スケジュール欄にチラシがあります。
そして、各地のピアノランドフェスティバルの日程はこちら。
ピアノランドフェスティバルに合わせて、私の新刊ピアノ曲集『やさしいまなざし』、
小原孝さんとのユニット"HARA HARA 倶楽部"の8年ぶりのCD『風はどこから』、小原さんの新刊『ボレロ』も発売されます!
録音審査をしながらの楽譜やCD制作は大変でしたが、もうすぐみなさんにお届けできると思うと、嬉しくてワクワクしてしまいます。
少し遅れるかもしれませんが、樹原涼子ピアノ曲集1『こころの小箱』(仮タイトル)も準備中です。詳しくはまた!
それでは、ピアノランドフェスティバル、公開レッスン、ご家族で楽しんでいただければ幸いです。お元気で!