感動が束になって、後から後から追いかけてくる2月。
目まぐるしく過ぎていく2月。
感動が束になって、後から後から追いかけてきます。
本当に"感謝"以外の言葉が思いつかない。
全国各地で「テレビ寺子屋」が放映されて、大きな反響をいただいています。
いろんなことが、いっぺんに押し寄せてくる時期というのがあるのですね。有り難いことです。「君は君のままで」「祈り」の2本の放映は、まだまだ各地のテレビ局でつづきます。
東京では次の日曜、24日はフジテレビで早朝5時10分から、福井テレビで24早朝5時から「祈り」が放映されます。
その他の地域は、こちらをご覧ください。
2月の私の感動(オーバーでなく、本当に...)を何とか、時系列で追いかけてみます。
★2月1日、高崎のヤマハで、発表会用曲集『ピアノランドコンサート』のセミナー
発表会といえば、先生は弾かせることだけに必死になってしまいがち。でも、原点を忘れていませんか?
発表会は何のためにあるのか、どのような発表会を目指すのか生徒や親御さんに伝えているか、生徒自身の成長のためには何が必要か、本番での心得等を、じっくりお話して演奏してきました。
この日連弾のパートナーを務めたのは、小学校高学年からレッスンをした私の教え子です。彼女は音大を卒業後、
ピアノランドマスターコース12期で2年勉強して卒業、もう立派なピアノの先生なのです。(彼女のお母さんもピアノの先生でマスターコース1期生!)
長いことかかって教えたことが、血肉となっているのを嬉しく思ったセミナー。息のあった連弾(4手、6手)をみなさんに聴いていただけて、嬉しく思いました。
セミナーに参加した方から、自分のために良い音で演奏したい、生徒のためによい発表会を開きたいと、 高崎ピアノランド勉強会の希望をいただきましたので、募集を始めました。
この機会に一緒に勉強してみたい方、ご連絡お待ちしています。
★2月5日、たかまつ楽器で、セミナー「プロフェッショナルなピアノの先生になるために」
たかまつ楽器では世界中のピアノを取り扱っていて、ベヒシュタインを会場に運び込んでのスペシャルなセミナー。
参加者のほとんどが私のセミナー初体験というのも最近では珍しく、四国にはもう長いこと伺っていなかったのだな、と改めて思いました。
地元のピアノの先生達6人と『ピアノランド』の曲を楽しく連弾しながら、これからのピアノ教育のあり方について、初心に返って熱く語りました。
ベヒシュタインの音色がとてもステキで、最後に思わず『こころの小箱』から3曲を演奏しました。 楽器に触発されて弾きたくなるのは、本当に幸せな瞬間です。 あのまま、1冊弾きたかったな~。
弾く人、聴く人、教える人、習う人、みんなに幸せを運んでくれるのが楽器です。
自分の理想の楽器を選ぶこと、調律師さんと一緒に理想の音色を創っていくこと、そして、何よりも自分の楽器を育てていくことが大切です。
よい楽器、よい状態に調整された楽器は、弾き手を上手に案内してくれます。そんな幸せは、ピアニストだけのものではありません。
ピアノの先生はもちろんのこと、ピアノファンのみなさんにも味わって欲しいな~としみじみ思いながら帰りました。
高松ピアノランド勉強会も募集しています。四国のピアノの先生方、足を運んでくださいね!詳細が決まりましたら、HPでもお知らせします。
★2月12日、大阪三木楽器にて"ぷちピアノランド♪関西"(大阪のピアノランド勉強会のピアノの先生達)の主催で"聴きとり術"のセミナー
昨年夏のコード合宿での感動を地元の先生達と分かち合いたいと、有志が企画主催したところ、ピアノランドメイトで発表後瞬く間に定員となり、みんなで仰天。
関西は熱いですね! その期待に応えなければと、午前2コマ(耳を開くストレッチ、聴きとり術)、午後2コマ(リズムトレーニング、ハーモニーを感じるワークショップ)、みなさんと頑張りました。
みっちり4時間、心の底から音を感じる体験をして、目から(耳から?)ウロコの方多数。
よかった~! 百聞は一見にしかず。特に、聴きとり術に関しては、昔ながらの聴音とどう違うかは、体験してみないとわからなかったそうです。
そんなわけで、大阪ピアノランド勉強会、
聴きとり術勉強会、
『こころの小箱』勉強会等、複数のクラスが開講準備中です。大阪のみなさん、ぜひ、ご一緒に!
★2月16日、倉敷のコード勉強会中級受講メンバーの特別レッスン。(非公開)
ピアノランドで学んだ奏法と、コード&機能を理解して分析しての演奏で、『夢の中の夢』の作品を予想以上に深く感じて演奏しているみなさんに感動。
音色の美しさと表現力の向上には目を見張りました。継続は力なり♪
★2月17日、倉敷の芸文館アイシアターにて倉敷ピアノランド勉強会主催で『夢の中の夢』レクチャーコンサート
東京、名古屋につづき、倉敷で新作『夢の中の夢』全曲を演奏することができて、本当に嬉しいです。
専門家だけでなく一般の方も多かったので、レクチャーはわかりやすく簡潔に伝えられるようこころがけ、コンサートとして楽しんでいただけるよう工夫しました。
年齢職業に関係なく"聴く喜び"を味わっていただけたようで、作曲者冥利につきる一日でした。
「100年後にはクラシックになっている曲が生まれた瞬間に立ち会えて...」と主催してくれた方のブログを読み、何だかじ~んとしています。
アンケートでは、「鏡」「響く」「バリエーション」「夢」等が好評。小学生の女の子が、「わからないことがわかって嬉しかった」「今年は作曲をします」との感想を書いてくれたのも嬉しい♪
前日夜に調律の細かいニュアンスを打ち合わせ、当日は入念な調律、さらにホール全体の響きをよくするために時間ギリギリまでスタッフ全員での設営...。
企画、主催、調律、ホールスタッフ、協力してくれた楽器店、みなさんのチームプレイに感謝の気持ちでいっぱいです。
「こんなに幸せな時間が終わって欲しくない...」と、途中で何度も思ったレクチャーコンサートでした。
ムジカノーヴァ4月号に、ピアニスト鳥越由美さんのレポートが掲載されます。また、春のピアノランドメイトにも関連記事を書いてもらいますので、お楽しみに!
倉敷でも新たに、倉敷ピアノランド勉強会、
聴きとり術勉強会の募集を始めます。
詳細が決まったら、ホームページでもお知らせいたします。
★2月18日、熊本コード勉強会中級で「花」のピアノソロバージョンの講義に、テレビカメラが...
倉敷の翌日は、故郷熊本で私が担当している特別クラス(このクラスのみ、ピアノランドメイト会員は単発での聴講可)。
この日は、テレビ熊本で翌日に収録するインタビュー番組の中に使う映像が欲しいとのことで、クリニック中にカメラがやってきました。
予告してはいたのですが、演奏の順番を決めるのに大騒ぎになったり、目の前でカメラが回るとみなさん動揺して(クルーがカメラを持って動き回るので、緊張するのは当然ですね)、てんやわんやの勉強会になりました。
インタビュー番組なので、その映像はほんの少ししか使わないのですが、受講生のみなさんにとってとてもいい経験でした。私も、みんなの心臓に毛が生えるように、もっとしごき方に工夫をしなくては...と思いました。
熊本ピアノランド勉強会も新しいクラスを募集中です♪
★2月19日、テレビ熊本(TKU)の人気番組「夜は☆ホンネで!?」のインタビューと演奏を、ライブハウスCIBで収録。放送は、2月26日(火)深夜24時35分~。
熊本出身で様々な分野で活躍する人が出演する、30分のインタビュー番組ということで、この日は、私が緊張! 故郷というのは、親や親戚を意識して、なぜか東京での仕事より変なところに力が入るかも...。
大ベテランのアナウンサー荒木恒竹氏と、鬼塚えりこさんのインタビュー。飲んだり食べたりしながらというのも、
インタビューされるのも(いつも、マイペースで2時間喋っていますから...)慣れていないことに当日気づいたのですが、もう遅い!
でも、荒木さんのリードのおかげで、ピアノ教育について、ピアノランドフェスティバルのこと、
録音応募のこと、その他5つの個人的な質問等、楽しくお喋りさせていただきました。
私の演奏タイムもありますので、熊本の方はどうぞご覧くださいね。
そんなわけで、怒濤の2月がまだつづいています。
★3月1日は、シンガーソングライターとしての樹原涼子が、ひな祭ライブを開催!
2月はピアニストとして、作曲家として、教育的な活動が多かったのですが、一転、ジャズテイストの"ごきげんバンド"をバックに歌う樹原涼子をお楽しみください♪
おかげ様で、樹原涼子の歌のファンも少しずつ増え、ライブのたびに新曲を書くのでレコーディングしていない曲もたまって来ました。
この辺りでレコーディングしていない曲ばかりのライブをして、録音への弾みをつけようか! ということになりました。
おいでになった方は、お好きな曲、はずせない曲はどれか、ご意見をお寄せくださいね。代表曲となったゲーム「俺の屍を越えてゆけ」のテーマソング「花」だけは、もちろん演奏いたします。
なんと、トークゲストに元NHKのエグゼクティブアナウンサー村上信夫さんをお迎えして、樹原涼子がインタビューをする(大変!)コーナーもあり、どうなることでしょう...ドキドキです。
そして、村上さん作詞、樹原涼子作曲の新曲もお披露目いたします♪
サイン会も豪華です。当日、村上さんの著書にサインをいただける他、 樹原涼子の新しい3冊の楽譜のイラストレーターである本間ちひろさんも応援に!
『こころの小箱』
『夢の中の夢』
『ラプソディ第1番』の楽譜をお持ちの方には、一人ひとり違うイラストを描いてくださるそうです☆ (当日会場でもお求め頂けます)
あ、もちろん、私も、字だけですが...サインをいたします(笑)。
前座には、"くりーむぱんだ"という若者達が、不思議なタッチの音楽を奏でますので、それもお楽しみにお出かけくださいね!
長~い記事になってしまいました。ここまでお付き合い頂き、ありがとうございます!
それでは、寒さを吹き飛ばして、ステキな春を呼べるよう、ひな祭、頑張ります。もう少しお席をご用意できますので、遊びに来てくださいね!
どうぞ、お元気でお過ごしくださいね!