その3★ピアノランドフェスティバル2012のCM、そして、2013やいかに!
おかげ様で、今年のピアノランドフェスティバルも、
沢山のピアノの先生の応援のもと、順調に準備が進んでいます。そして、来年のこともチラッとお知らせしちゃいます♪
熊本の民放テレビRKKで、CMを作ってもらいました!
ピアノランドフェスティバルってどんな感じなのか、ちらっとご覧くださいね♪
◎今年新たに加わったメニュー「樹原先生と小原くんの作曲教室」
昨年までの大人気コーナー「樹原先生と小原くんの爆笑レッスン」が、今年は作曲教室に変身です。
作曲は、気軽に取り組めるものです。お料理のように、詩のように、絵のように、誰にでも取り組めるものです。
子どもの頃に経験していれば、作曲されたものに対する見方も変わってくるでしょう。一度でもトライした経験が、このあとのピアノの演奏にもよい結果をもたらすことでしょう。
みなさん、五線ノートを持って、お集まりください! 大人も子どもも、作曲にチャレンジしてみましょう!(ピアノランド音楽ノートは、会場でも販売します)
短い時間ですが、作曲するためのノウハウを楽しんでいただき、そしてそれは...!
来年のピアノランドフェスティバルでは、子ども達の「作曲応募」をしてみてはどうかという、担当編集者の提案がありました!
さぁさぁ、どうしましょう! これは行くしかないですね!
「せっかく樹原先生のピアノランドを学んでいるのだから、子ども達に作曲を〜」
という言葉にのせられただけではありません。私にとって、小学2年生のときに、1年生の少女がスライドを見ながら即興演奏するのを見て、
「な〜んだ! これくらい私にも出来る。書いていいのね!印刷してあるものを弾くだけでなく!」
と、大発見して以来、自然と作曲をするようになったからです。
みなさんの生徒さんの、眠っている才能を引き出せたら幸せです。
◎『樹原涼子のみんなでコーラス』
録音応募の中から、出演グループの審査、進んでいます!
応募してくださった皆様、どうもありがとうございました。このイベントをきっかけに合唱のグループを作ってくれた方、何年も活動している合唱団で応募してくれた方、家族で歌ってくれた方...、
本当にありがとうございました。
今年は団体での応募で、昨年の連弾応募ほどの数はありませんでしたが(昨年は8カ所でしたし!)、心を合わせて歌う喜びを感じていただけたのが嬉しいです。
名古屋、西宮、熊本の審査が終わり、これから東京の審査に入ります。次回、まとめて発表いたします。
さぁ、本番で、小原孝さんに伴奏していただくのが楽しみですね。私も、指揮、頑張らなくては...!
そして、昨日、ついツイッターで呟いてしまったのですが、
と言う訳で、みなさん、来年は連弾の録音応募をいたします。『こころの小箱』の中の連弾曲4曲も追加して募集いたします。 年齢制限については、今後検討いたします。来年のフェスティバルも楽しみにしていてくださいね♪
それでは、小原孝さんとの『ラプソディ第1番』、『夢の中の夢』の初演、hara hara 倶楽部の新曲、小原さんのコーナーで松本隆作品オンパレード、 恒例のピアニスト体操、もちろん、ピアノランドの連弾曲も、楽しみにしていてください。
♪7/27(金)いつも早々に売り切れてしまう名古屋会場は、キャパシティを大幅に増やして"しらかわホール"。ベーゼンドルファーインペリアルで響きのよい会場で楽しみです。 といっても、残席が少なくなっています。お早めにお求めください。
♪7/29(日)政令指定都市になった熊本は、九州新幹線が出来て駅前に出来た新しいホールを初めて使います。くまもと森都心プラザホール。 遠方の方もぜひおいでくださいね。熊本城、阿蘇は、ぜひお出かけいただきたいです☆
♪8/1(水)西宮は、兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院ホール! 円形劇場でとても音響がよく、ピアノもベーゼンドルファーインペリアル。小原さんお気に入りの会場です。
♪8/23(木)東京は、大田区民アプリコ大ホール。とても響きのよいスタインウェイで、気持ちよく演奏できるホールです。最終公演なので、盛り上がること必至です。
みなさん、各地のピアノランドフェスティバルでお会いしましょう!
その2★新刊の表紙が出来ました! Amazonの予約で1、2位と並びました!
2冊の新刊『ラプソディ第1番』
『夢の中の夢』の表紙が出来ました!
楽譜の校正作業が過酷(ピアノランドコンサートの改訂版3冊と合わせて、5冊ありましたから...)だったのは覚悟の上でしたが、その終盤の表紙決めも難航しました。
それは、本間ちひろさんが素晴らしい絵を次々に描いてくれて、どれとも決め難い状況が続いたから。とくに『夢の中の夢』は、一旦は決定したものの、真夜中の電話で
「迷う、と言うことはこれじゃないってことじゃないかな。
涼子さんがこの表紙を持って舞台を歩くとき、一点の曇りもない気持ちでいて欲しいから、もう1枚描きます」
そうして、明け方まで、倒れ込むまで描き続けてくれたのでした。
こんなにギリギリのタイミングまで粘る絵描きさん、なかなかいないと思います。すでに2冊分、十数点もの水彩画を描いてくれていたのですから、彼女のプロ根性には頭が下がります。
翌日、編集者からのメールを開き、その絵がデザインされた表紙を目にしたとき、嬉しくて涙が止まりませんでした。
もう、迷いも、一点の曇りもありません。作曲家樹原涼子と画家本間ちひろの、本気の勝負が終わった瞬間でした。
もう、私は彼女に全幅の信頼を寄せています。アーティストとして自分に妥協しない人としか、私は仕事ができない。
私を通してこの世に生まれた曲の楽譜が、どのような衣装を身にまとうかを見届けて、やっと眠れる夜が戻ってきました。
さらに、ここまでの過程も、全ての絵に表紙デザインを施して検討するという、編集者も大変な力の入れよう。
私は、膨大な音符を校正しながら、素晴らしい絵描きさんと編集者に恵まれて、もう、作曲者冥利につきる数週間を過ごしたのです。
決定した絵は、本当にもう素晴らしくて、楽曲の顔としてこれから何十年も活躍してくれることでしょう。この表紙がAmazonにアップされてしばらくした頃、
『ラプソディ第1番』『夢の中の夢』が楽譜のニューリリースチャートの2位、3位というツイッターの情報をみつけてびっくり!
翌朝はなんと、1位から5位まで
『ラプソディ第1番』
『夢の中の夢』
『ピアノランドコンサート上』
『ピアノランドコンサート中』
『ピアノランドコンサート下』が独占、
同じ作者のものが5冊並ぶという驚くべき事件が...!
(現在は、ラプソディ5位、夢の中の夢が6位)
ピアノランドフェスティバルで2冊の演奏をするのはもちろん、セミナーでも取り上げる予定です。
まだ、チラシができていませんのでスケジュール欄にありませんが(表紙が出来たばかりだからごめんなさい!急ぎます)、
9月9日(日)カワイ表参道で午後1時から、9月20日(木)に第一楽器植田店で、新刊『夢の中の夢』のセミナー開催予定です。楽器店に直接お申し込みください。
『ピアノランドコンサート』の3冊は、すでに楽器店の店頭に並んでいると思います。『夢の中の夢』『ラプソディ第1番』の2冊は、7月27日発行予定で、
ピアノランドフェスティバル会場で販売いたします。予約申込は、お近くの楽器店にどうぞ。
そして、嬉しいお知らせです。
画家の本間ちひろさん、ピアノランドフェスティバル東京会場のみ、
サイン会に出席してくださることになりました。どんなサインをしていただけるのか、私もドキドキです♡
いっぱい報告することがありま〜す! その1★被災地にピアノを届けました♪
今年の5/5に、小原孝さんとのユニット "hara hara 倶楽部"の震災支援コンサートを開いたこと、
その日の売り上げの中から、お客様からの寄付、書留や振込での寄付をまとめて、震災で家やピアノを失った方へ電子ピアノを贈る資金として寄付したことは、すでにご報告しました。
そして、その支援金で、電子ピアノ4台半をお送りすることができました。
今回も、東京の窓口のピアノの先生〜地元のピアノの先生経由で
ご紹介いただいて、 津波で家ごとピアノを流されたり、
ピアノが使えなくなったりした方達の元に届けられました。多くの方の手を経て、本当に必要としている方の元に届けられることが、とても有り難いです。
電子ピアノを贈ったのは、合唱コンクールの伴奏をしている中学生(家で練習できないと大変だったことでしょう!)、ピアノの先生(頑張って〜!)、
保育士を目指している学生さん(一生懸命勉強して立派な保育士になる、と連絡をいただきました!)、病院勤務の方(ピアノが弾けてどんなに嬉しいか連絡をいただきました)の4名。
そしてもう一人、他の方と半分ずつ支援する形で1台コーディネートしていただき、受け取った方から嬉しくて夜中にも朝も弾いているとのメールで、
組み立てた電子ピアノの写真が貼付されていました。
仮設住宅や避難先の住宅環境では、アップライトピアノでなく電子ピアノの方がよい場合が多いとのこと。
まだ、楽器は贅沢品だからとあきらめている方が多いそうですが、生き甲斐のある生活を送ってこそ復興もなるのではと思います。
私個人としても、これまでレッスンの予備ピアノとして大活躍してきたアップライトピアノを被災地に送ることに決め、公共の施設等を探していただいたところ、
宮城県の汐見保育所に決定しました。春に新しく建て替えられるとのことで、それまで公民館で預かってくださるとのこと。先週、ピカピカに磨いて、送り出しました。
落成式に伺って、汐見保育所のみなさんに演奏をプレゼントできたらいいなと思います。神様、スケジュールが上手くいきますように!
これまで、コンサートでみなさんに呼びかける形で寄付を集め、そして個人でできることしては、楽器を送った方に手紙を書き、直接楽譜をお送りする活動を続けてきました。
寄付金を送って、あとはよろしく...ではなく、ずっと、その楽器をご縁に交流が続くことで、本当に支援する気持ちが伝わるのではないかと思います。個人と個人の繋がりこそが大切なのではないかと。
誰かが自分のことを案じてくれているというだけで、勇気が湧いてくることはありませんか? 辛いとき、孤立しないことが大切だと思うのです。
そんなわけで、ピアノランドフェスティバルでも、被災地を応援するために小原孝さんと共作、5月5日に発表した新曲「忘れない時間」「はじまりの歌」を演奏いたします。
受付に募金箱を置きます。みなさんの応援をよろしくお願いします。もし、応援の手紙を書いてくださる方がいらっしゃいましたら、一緒にいれていただければ幸いです。
そして、最後に大切なお願いです。
ピアノランドフェスティバルの名古屋、熊本、西宮、東京の4会場で、ハンディキャップのあるお子さん達、
被災された方をご招待しています。
希望される方は、どうぞピアノランドメイト事務局まで、メールかTELでご連絡ください。また、この情報を、必要としている方に届けていただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします!