3/2のひな祭ライブ、ご来場ありがとうございました!
今年の"樹原涼子のひな祭"は、震災からの1年を思いながらプログラムを組みました。
1年を振り返っての思いは次回に譲りますが...今日はライブの報告をします
(女性ファンのみなさんから、どんな衣装だったか教えて欲しいとのことで、衣装も)。
一部は、それでも春は来る...と、明日へ希望を繋げる歌を集めて、「夢のように花のように」
「その手を胸に」「リンダのテーマ」「愛する者達よ」等を演奏。衣装は白地に花柄のブラウスに白いスカートで、やさしい春のイメージで。
二部は、自然への畏敬の念をこめて「大地へ捧ぐ」、大切な人を亡くした人の心に寄り添う
「約束」新曲「別れの歌」、家族や友人への感謝をこめて「ありがとう」「Happy Life」、被災地を思いながら『心の小箱』より「大空へ」。
そして最後の、小原孝さんと作った「願い~震災を乗り越えて~」では、アンケートに、「一緒に歌ってください、
というのには驚きましたが、歌ってみると、何か嬉しかったです」とあって、何だかほっこり。
二部の衣装は、追悼の気持ちをこめて黒いドレスを探し...スタイリストさんと選んだのは、
黒いレースのミニドレス。衣装としての華やかさと、音楽にあったシックさを兼ね備えたドレスに出逢えて、集中して演奏することができました。
(演奏しやすさ、曲とのイメージ、その場の温度湿度との関係など、衣装の及ぼす影響はとても大きいのです)
今回のライブは、いつもに増して、演奏中に客席のみなさんの気持ちがひしひしと感じられて、
曲ごとに、それぞれの人生と重ねて聞いていただいているのだと改めて思いました。
演奏している時間を、味わい尽くしていただいているような、お料理だったら残さず召し上がっていただいたような...。ありがとうございました!
昔から歌っている曲でも、震災後に歌うと違う意味が感じられたり、「大空へ」はピアノランドフェスティバルでも歌いましたが、
全く違う表現になったり...。さらに、リハーサルとも違って、そこにいるお客様と一緒に作っていくのがライブのよさだと、つくづく感じました。
サイン会でも、沢山の方に「生ですよね、やっぱり!」と声をかけられました。
何でもネットで手に入る便利な時代だからこそ、"そこに居ること""そこで感じること"が大切になってきているのかもしれません。
そう、私があれこれ観に行くのも、その空気感が好きだから。
アンコールの「花」を終えたとき、客席から、温かな思いがさざ波のように押し寄せてくるのが感じられ、とても嬉しかったです。
バンドのメンバーもみんな、感じていたと思います。今年も、ひな祭ができてよかった!
平日の夜にも関わらず、何とかレッスンの都合をつけてかけつけてくれたみなさん、遠方から泊まりがけで来てくれたみなさん、
毎回来場してくれるゲームファンのみなさん、応援してくれる沢山の方々に心から御礼申し上げます。
あ、それから、音楽を担当したゲーム『俺の屍を越えてゆけ』のトートバッグやTシャツが売り出されたことを
ツイッターで知って、「トートバッグ、売りに来てくれないかな~」と呟いたのをみつけて、当日売りに来てくださった業者さん、
ありがとうございました! ツイッターを見て来場された方もあったと聞いて、嬉しいです。
今回見逃した方は、3月20日(祝・木)の尾道→こちら。
または3月25日(日)松戸→こちら。
"樹原涼子の楽楽子育て応援プロジェクト"トーク&コンサート「君は君のままで」においでくださいね!
ピアノ1台で、熱く語って、弾いて、歌います。これから子育てする方、子育て中の方、
子育てを終えた方、次世代を応援する方、お子さんも一緒にお出かけください(って、どなたでもどうぞ!ってことです♪)。
尾道は、作家の光原百合さんも言い出しっぺさんのお一人なので、光原さんのファンの方も、ぜひおいでください!
そして、松戸は俺屍のゲームデザイナー桝田省治さんの地元なので、もちろん桝田さんも参加されます。会場でみつけたら、サインしてくれるはずです!
最後に、急に入ったスケジュールのお知らせです。3月26日(月)に、銀座の山野楽器で、
「必ず成功する二段階導入法の教え方」のセミナーが! 指導法に悩んでいる方、ピアノ教材の勉強をしたい先生方、
ピアノを習わせたいと思っている親御さん、どうぞおいでください。→こちら。
そうそう、私の教室でも、5月から幼児のニ段階導入法クラスをスタートします。
説明会(3月28日、31日)を開きますので、お問い合わせください。初心者以外も、若干受け付けます。→こちら
それでは、ライブの余韻を感じながら、次のピアノ曲集の作曲にとりかかります。
温度差の激しい毎日、どうぞ気をつけてお過ごしくださいね。