公開レッスンツアー、76人の子ども達と連弾して思ったこと
先週までで、全国13カ所中、7カ所での公開レッスンが終わりました~!
旅はなかなかハードですが、レッスンはとても楽しく、凄い充実感。11日の仙台を入れてあと6カ所ですが、まずは、ここまでの感想をまとめてみようと思います。
西宮、桑名、大阪、熊本、名古屋、福岡、富山の7会場の合計で、48人の子ども達の公開レッスンをしました。そして、惜しくも公開レッスンには選ばれなかったけれど、録音応募で健闘していた子ども達28人と、1回だけの記念連弾も! 76人の子ども達と出逢えたなんて、とても嬉しい。
無限に時間が使えるのなら、一日中でも公開レッスンしていたいのですが、聴講する人にも集中力の限界があります。休憩なしで2時間半、出演した子ども達も出番以外は聴講する約束なので、かなり真剣に聴いています。しめしめ、こうして子ども達も、音楽漬けの心地よさを覚えていくんです、うふふ。
受講する子ども達は、名前を呼ばれたら客席からステージに上がり、私へ、そしてお客様へ心をこめてご挨拶(リハーサルでアシスタントの先生から習います)。そうなんです、優雅に、落ち着いてお辞儀ができれば、よい演奏ができる!
そして、1回目はミュージックデータと演奏するのを、私は客席から聴くことにしています。全身から、その子のすべてが伝わってくる、この瞬間が大好き☆
そしてカウンセリングレッスンスタート! 「今の演奏はどうだった?」と聞くと...。
面白いのは、間違えないで弾くことを目標にしてきた子どもは「間違えなくてよかった」「間違えたところが残念だった」と、練習したように弾きたいと思っている子は「練習より上手くいった」「練習のように弾けなかった」と答えるんですね。
いい悪いではなく、演奏後の第一声には、なるほど、先生や親の価値観が、何気なく子どもに刷り込まれているのだと思う瞬間です。
<たくさんの子どもに教えて気づいたこと>
その1
ドライブ感のある子は、コード感、つまり和声感覚がある! コード感のある子は音楽がドライブしている。これは、まったく車の両輪ですね!!
その2
この頃は、『プレ・ピアノランド』でしっかり手の形を教えられる先生が増えて、指の付け根の山が出て、タッチポイントで弾ける子が増えてきました。
とはいえ、まだまだ自分の腕の重さを支えられるほど指がしっかりしていない場合も多く、フォームはよくても音が響かないことが...。"手のフォームと脱力と指の筋力"の3つのバランスが大切だと実感。
その3
自分の音をよく聴いている子、こう弾きたいというイメージのある子は、カウンセリングレッスンで、すぐに音楽に集中できる。
自分の音をよく聴くこと、イメージを明確に持つこと、コミュニケーション能力をつけることを、日頃から教えたい!
それから、親御さんにもいろんな方がいらして、思うことがいっぱいありました。これはまた、改めて何かに書きますね。
旅の合間にとにかく頑張って書いた「ピアノランドメイト」の印刷ができました! スタッフやアルバイトのみなさんのおかげで、現在着々と発送作業が進んでいます。
今回は、フェスティバル号ということで、連載はお休みですが、もうすぐ楽譜集が出ますからお許しを! そうそう、小原孝さんの手書きのメッセージもあるんですよ?
このところ、13カ所の録音応募の時間差締め切りと、公開レッスンに出た生徒からフェスティバル本番に出演する生徒を選ぶ時間差締め切りと、楽譜集の締め切りと、もう1つゲーム音楽のあと1曲の締め切りの組み合わせを考えながら生きています。
今朝は、楽譜集のイラストレーターを決定するという大切な仕事を終え、午後は勉強会講師のレッスン、夜の新幹線で移動して、今夜はこれから仙台のホテルで、何十人分かの録音を聴いて、講評を書きます。
すべて、生きていればこそできること。
仙台駅に着いて、タクシーに乗って、どんなに地震が大変だったか、その一端を感じました。明日の公開レッスンと、ミニコンサート、心してがんばります。
それでは、みなさんもお元気でお過ごしくださいね!